気が付いたら、あと、20日で6年目に突入する状況となっていた。
すなわち丸5年。1年ほど前に廃止となった金融庁の監督指針には「人事管理に当たっては、事故防止等の観点から職員を長期間にわたり同一業務に従事させることなくローテーションを確保するよう配慮されているか。」というものがありました。それを根拠に、「銀行業界では金融庁検査官の指摘を受けた「後遺症」と思われる慣行を今も引きずっている。同一営業店で最長5年、同一顧客で最長3年といった営業の担当期間を各行が任意に設けているのだ。1年から1年半ほどで、顧客の担当を次々に替えている銀行もある」わけです。
というわけで、私がかねてより「5年」にこだわっているのはこの点にあります。金融資産のコンサルタントとして、ローテーションせず、長期に同一担当がサポートする方が現状に合致していると廃止になったのですが、やはり一朝一夕に、この「同一営業店で最長5年」という習慣が消えるというわけではないのです。
特に、私の場合「単身赴任」という条件がついており、現在、多くの企業でライフワークバランスを逸脱している単身赴任を廃止しようと動いている状況において、「事故」の温床ともなる同一支店での同一勤務を5年超続けさせるというのは珍しいケースと言えます。現在の職場において、男性行員で5年超は名古屋在住の1人しかいませんから。加えて、私の在籍した期間において、5年超となった単身赴任者は存在しておりません。MAXで4年10ヶ月でしたから(笑)。
とはいえ、前任者がちょうど5年と聞いております。加えて、私は前任店において6年半勤務しております。更に、コロナで緊急事態宣言が出たことも少なからず影響があるやもしれません。緊急事態宣言中に県を跨ぐ転勤をさせるかどうか?
まあ、こればっかりは、悩んでも、想像しても、期待しても、どうにもなりませんから。といいつつ、初夢ではなく、1月2日の夢で前々任店の支店長が「おう、フラ夫君、近々転勤することがきまったから!」と言って下さり深々と頭を下げるという光景を見ました(笑)。どんだけ転勤したがっているのやら。とはいえ、転勤先が今より人間関係の良い職場かどうかもわからないし、仕事も大丈夫なのか不安です。かといって、今のままの仕事を継続するのも少々居心地が悪いし・・・難しいですね。