とりあえず、一度、「研究指導」履修の手引きを読み終えました。
そんな中、p.18の人間発達科学プログラムの研究指導の目的・特徴に目が行ってしまいました。そう、既に一度修了したプログラムです。「闇雲に多読をしたり資料を集めたりしていただけでは、研究指導の目的である、修士論文の完成には容易に到達できないのです」と書かれてありました。確かに、そうなのですが、多読しない限り修士論文の完成には容易に到達できないのにな~とも思ったりして。数冊程度の参考文献で修士論文が完成できるかと言えば、それは無理なので・・・
「人間発達科学プログラムでは、他のプログラムに比して現職の教員が非常に多い(プログラム全体の約3分の2)ため、テーマにはどちらかといえば問題解決型の現場指向性の強いものが多く選ばれることになると予想されます。」とのこと。ああ、そうなんです。人間発達プログラムは先生や教育関係者ばかり。というか、そもそも、銀行員がこの分野で修士論文を書こうなんて、おこがましいのです・・・頑張ったつもりですが、今一つ、足りなかったな~
「それが学問的にみてあるいは社会的にみて研究に値するか否かを十分吟味する必要があるということです。自分が日常的な感覚で勝手に重要だと考えているだけであったり」・・・そうなんです。テーマは大切。でも、合格した方は安心してください。こちらは社会経営科学プログラムに書かれていることですが、「本学大学院を志望したとき研究計画書に記載されたテーマがあります。このテーマに基づいて研究指導担当教員が決められますが、修士論文の題目もそれと同一である必要はありません。研究が進むにつれて、研究題目が変わることはよくあることです。」とあります。そう、変わっていいのです・・・というか、きっと変わります。
研究計画書の段階では、得てして、かなり広い範囲のテーマを選ぶことが多いです。でも、十中八九、「そのテーマは広すぎるので、もっと絞りなさい」と指導を受けます。受験する際に、あまりにテーマを絞ると、指導教官の指導できない分野になりかねないので、広いテーマで正解。でも、指導を受けると、わずか2年ではできない範囲なので、指導教官が指導しやすい範囲に削られます。これが自然。そして、その狭いテーマが題目となるので、変わっちゃうわけです。
私も、今のテーマでは、かなり広いのですが、指導教官の守備範囲にかすらないと、それだけで振るい落とされるかもしれませんし。相変わらず、人間がせせこましい上に、ずるいことばかり上達していきます。でも、合格しないことには始まりませんから。