生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

放送大学からの封書

2021年01月20日 21時28分42秒 | 放送大学大学院

親展で送られてきた放送大学からの封書。

中を開けると以下のものが出てきました!

1.科目登録申請及び入学オリエンテーションの開催について

2.「研究指導」履修の手引

3.科目登録申請要項

4.授業科目案内

驚くことは、オリエンテーションの開催方法。項番1には、開催場所は「WEB会議システム」となっていますが、項番2では「千葉学習センター1階第1講義室」となっています。場所が違うやん!そう思っていると、項番1の書類に「感染防止のため、WEB会議システムにより実施します」と記載されていました。なら、今まで、全国各地から千葉に高い交通費をかけて行っていたのはなんだったの?わずか、数時間の顔見せのために、人によっては、数単位が履修できるくらいのコストを投下していたんだから。まあ、私も人間発達科学プログラムでのオリエンテーションには、幕張まで行きましたから。

とはいえ、行って顔を合わせるも、それなりの効果があるんですよ。「いよいよ入学、これから頑張るぞ!」って気合は入りますから。時に、入学式で、このブログを通して頑張ってきた方々と遭遇することもありましたし。

「研究指導」履修の手引は必読。人間発達科学プログラムの時は、ボロボロになるまで読み込みましたから。

手引のp.23には社会経営科学プログラムの修士論文について述べられています。「修士論文はそれぞれの分野における新しい知見を提示して、学問・研究の発展に寄与することを目指すものです。」と書かれています。そうなんですよね、新規性というか、新しい知見を提示しないと修士論文じゃないんです。でも、それができるか、できないか・・・ややもすると、その条件をクリアできず、なんだか、特定課題研究演習レベルのような成果物もあったりして。そして、それでも、BとかCとかで合格になってしまうことがあったり、なかったり・・・

まあ、先生によって、指導方法も違うし、基準も違うし。そもそも、1学年定員500人の大学院って、そうそうありませんから、多くの方向感が示されます。されど、先生が論文を書くわけじゃないので、各院生の努力に依存することが大きいわけで。ちょっとした書き方というか、作法を理解できているか、出来ていないだけなのかもしれません。でも、それを手取り足取り教えるのは先生の仕事じゃないのです。義務教育じゃないんだから。本人が気づかなければならないのですが、やはり、最後まで気が付くことができない学生さんもおられます。

大学院って、本当は結構厳しい世界なのですが、そのことに気が付かず、時間だけが過ぎていく・・・そして、時間がなくなっていることだけ、明確に気が付くってパターンがよくあります。まあ、放送大学大学院の制度上は「研究レポート」×3回+「修士論文」×1回を提出するだけですから。無論、先生によっては、メール等で、もっと密に添削して下さることもあるかもしれませんが。

だからこそ、まずは「研究指導」履修の手引を暗記するつもりで読んで欲しい。次に、良い論文を読むこと。うちの次男も来年度から別の大学の院生ですが、卒論を書くついでに、優秀な先輩の修論を借りて読んでいますから。そして、この余裕のあるタイミングで「自分の研究テーマの新規性は何なのか?」を検討しておくこと。というか、それが無ければ修士論文は書けないのですから。修士論文は「報告書」じゃないし、「随筆」でもなければ、「感想文」でもないのです。アカデミックなチェックに耐えうる論文とは何なのかを今から確認しておくこと。できれば、論文の「作法」も習得しておいてください。よくよく「作法」を理解しておかないと、盗作や剽窃になってしまいます。

といいつつ、私も、「報告書」や「感想文」にならないように注意しないといけないのですが。

コメント
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