この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
**************************************************************************
スピーカー類がたくさんあります(・_・) (・_・ )ソーダネ
ヘッドホンや目覚まし時計を分解した時の物なども保管しているのですが、なかなか使うことがありませんねー(-。-)ノ゛
これらを利用できるようにと、以前に電子ブザー回路の実験をしましたが、1つ忘れていたものがありました。
それは、マルチバイブレータ回路を使ったブザーです。
このくらいのパラメータにしておけば、だいたい鳴ってくれるようです。
(ブレッドボードラジオさんのサイトを参考にさせていただきました。)
パラメータを変えなくても、工作でよく使う1.5V~6V程度の範囲で鳴らすことができました。
また、上の写真にあるようなスピーカーのほぼ全てを鳴らすことができました。
ただし、電圧や選択する部品によって周波数や音量も変わるので、以前のLEDの点滅実験と同様、製作前には実際に使用する部品での確認をした方がいいのだろうなぁと思いました。
というわけで早速、基板ユニットを1つ作ってみました。
たぶん中高生のころから保管されていたと思われる、古~い抵抗やコンデンサを寄せ集めましたが、問題なく動作しました(・_・)b
スピーカーは、たぶん100均の目覚まし時計で使われていたものです。
こんな感じで鳴りました。(電源はモバイルバッテリーを使っています)
アンプ回路の追加等をしなくても、ちょっと気付かせるくらいの音としては十分な感じ。
なお、こんな風に回路全体をトラジスタでドライブするなんてこともできましたので、自励式ブザーの代用を考える時はお手軽に使えそうな気がします。
かりおか工作員は「いいね(音)」を得た。100ポイント
**********************************************************
この記事には後日談があります。2020年11月21日かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
雨感知装置の製作と設置
最後の「回路全体をトラジスタでドライブ」ですが、マルチバイブレータの回路図で左から2番目の10kΩ(右側のトランジスタのベースに繋がってる抵抗器)の5V側を主回路の出力に繋いであげれば、ドライブ用トランジスタは不要でないかと思いました。主回路の構成にもよるでしょうか。
本当は自分で実験して確かめてからにしたいところですが、そうするといつコメントできるかわからなくなってしまうので、とりあえず投稿いたします。
いただいた内容がよく理解できていないかもしれないのですが、やはり、主回路というのがどのようなものなのかがわかりませんので何とも言えない気がします。
マルチバイブレータの動作原理を崩してしまっては動かないでしょうし、動いても周波数が変わってしまうかもしれないなぁと思います。
ブログ記事の趣旨は、予めこのブザーを製作しておくことで、自励式ブザーを使いたい時に代用できそうだということでした。
何か主回路にブザーを組み込むのでしたら、予めそのように設計した方が良いかもしれません。
ブログに良い評価をいただきありがとうございます。
実験室を楽しんでいただければ嬉しいです。
予め製作しておくことで使いたいときに、というのわかります。リレーを多用されたり、かりおかさんは汎用性を持たせたものをあれこれ作られてると感じました。
オペアンプからの出力を10kの抵抗への入力にするということでしたら、それでもブザーを鳴らすことはできるだろうと思います。
その場合、私的にちょっと気になるのは、待機中にもう一方のトランジスタをONしていると、無駄に電力を消費してしまうのかなというところです。
思い切ってベースに繋がる10kの抵抗を2本とも、オペアンプからの出力に接続してしまえばいいのかななどとも考えましたが、そもそもこれくらいのマルチバイブレータ回路であれば、オペアンプの出力だけで丸ごと動作させることもできるかもしれませんね。
是非やってみていただければと思います。
電子工作をしていると、過去に製作したものに機能を追加したり、分解して他の作品に利用したりなんてことをしますので、再利用し易いように機能ごとにユニット化しておいたり、ついつい最初から汎用性を持たせて製作したりしてしまいます。
貧乏性かもしれませんねぇ(笑)
そもそもはドライブ用トランジスタの絵がマルチバイブレータの片側に見えたのでコメントさせてもらったのですが、なるほどベース抵抗は2本とも繋げばいいですね。というわけで、そのようにやってみました。
パラメータはかりおかさんの図と同じにしました。但し0.1μFはマイラー、またスピーカーは違うでしょう。
まずマルチバイブレータ単体は0.6Vまでブザーとして動作しました。LEDの点滅で遊んでたのでは、こんなVbeぎりぎりまで動作するなんてわかりませんでした。
次に「主回路」は555を1Hzくらいで発振させ、3番にベース抵抗2本を繋いでみました。555はバイポーラだと無負荷でも出力がVcc-1.2Vくらいに落ちてしまうので、おっしゃるとおり周波数は変わってしまいました(少し音程が下がる)。CMOSの555なら0.2Vくらいの低下で済み、音はほとんど変わりませんでした。
そして雨感知装置のように、数秒間だけ鳴らすコンデンサを入れると、当然音程は変化していってしまいました。この場合は結局ドライブ回路が必要だったのですね。2013年08月22日「超簡単な時限断続電子ブザー」と同様に「音の周波数は変化してしまいますが、それほど利用用途を狭めるものではないと思」えば問題なしでしょうか。
そして私はこの実験をしてて、あることに気が付きました。このベース抵抗2本で変調するのは古のサイレンの回路ではないですか(ピーポーとかウ〜ウ〜とかアメパトとか)。小学生のとき作った記憶が蘇ってきましたが、すぐ気付かなかったことに呆然としました。思考がドライブ用トランジスタにいってしまってたからですね(歳のせいではなく、と思いたい)
マルチバイブレータのブザーが0.6Vまで動作したこととか、555での動作の様子など、大変参考になりました。
日頃から、回路図の内容を文章だけでやりとりするのは難しいものだと思っていますが、大変分かり易くご説明をいただき助かりました。
ひさやさんは小学生のときにはもう電子工作をされていたのですね。
電子工作でいろいろな経験をされてきたのかなと想像します。
私の方は、電子工作から遠ざかっていた期間も長く、少しばかり動く回路を自分で考えられるようになったのは、まだここ最近のことです。
ブログの他の記事もよく見ていただいているご様子でありがとうございます。
実験室を楽しんでいただければ嬉しいです。
かりおかさんの関心事は私と似ているようで、興味深い記事が数々あります。タミヤのギヤボックスも大分お世話になりましたが、当時は高速ギヤボックスと強力ギヤボックス、あとウォームギヤボックスという製品でした。そして中学生のころ三段変速ギヤボックスが発売されました。それが今はギヤボックスの種類はもちろん、モーターベースを使わなくなってたり、ギヤがプラスティックだったり、かりおかさんのブログで見てびっくりです。しかしそれよりも、工作技術が凄いな〜と拝見しています。
ギヤボックスとモーターを別々に固定して工作するというのは、今思うと小学生にはレベルが高かったのかもしれませんw
当時の金属のギヤボックスがまだ物置にいくつかあるのですが、もう使うことがあるのかどうか。
子供の頃にできなかった悔しさを、いろいろと便利になった今になって発散しているのかな?という気がしてきました。
いろいろと工作をすることが好きなのですが、電子回路は幅を大きく広げてくれていると思います。
調べてませんが、今のギヤボックスは一体化してるということはモーター選べないのでしょうか。マブチモーターのラインナップも未確認ですが、昔RE-26とか36とか円筒形のも使いました。56はかなり大きかった。