アラーム付きデジタル時計を利用したタイムスイッチのその後です。
ブレッドボードで実験したものを基盤に組み立て(訳あって2回路製作)、時計とタミヤのギアボックスを接続して動かしてみました。
オフディレイ機能(自動的にOFFとなる機能)により1分で停止するはずが、1分30秒くらいかかったり、場合によっては、2分経っても止まらなかったりと不安定になったのです。
しかも、モーターが停止した瞬間、時計がリセットするなどというトラブルもっ(゜▽゜)
どうやら、モーターが発生する電気的なノイズが悪さをしている様子です。
スイッチ回路用とモーター用の電源(ACアダプタ)を別々にし、時計をモーターから離すと直ります。
う~む、ACアダプタを2つ使うだなんて、スマートじゃありませんねぇ。できれば、1つで足りるようにしたい。
3端子レギュレータを使って電源を分配したら正常に動作しましたが、スイッチ回路用とモーター用の2回路が必要で、片方だけではダメでした。
もっと良い方法は無いものか?
←というわけでコレです!
モーターの端子とケースの間に、0.1μFのセラミックコンデンサを付けました。
これは、ノイズキラーコンデンサーと呼ばれる手法で、ノイズを吸収してくれるのだとか。ラジコンのモーターなどでは、よく使われています。
効果あり!オフディレイの時間は安定しました。
時計の方も、モーターと時計をくっつけるほどに近づけなければ、誤動作はしなくなりました(^o^)b
いや~この方法がこんなに効果的だったとは知りませんでした。今後、電子回路とモーターを組み合わせる場合には欠かせないかも。
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QUEST CLEAR! 工作員ランクが上がった(o ̄∀ ̄)ノ” ヾ(^_^ )モンスターハンター?
モーターは端子間に付けるものだと思っていました。
私も以前、どうも動かないと思っていたら、コンデンサを入れ忘れて、ドライブ用のトランジスタとワンチップマイコンまで壊しちゃった事があります。
RLCさんも経験があるのですね~。
実は調べてみたのですが、端子間に1個だけ付けるという方もいれば、端子とケース間に付け、更に端子間にも付けるという方など、いろいろでした。使用するコンデンサの容量にもバラツキが見られます。
どれが一番効果的なのでしょうねぇ(・。・)?