かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

スイッチ操作ユニットの実験 -その2-

2013年11月17日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
**********************************************************

あなたは覚えているだろうか(・_・) (・_・ )?
以前、クレーンゲームでゲットしたMP3プレーヤーについて、電源ONとともに自動再生させるための、スイッチ操作回路の実験をしました。
その後、動作を確実にするために、シュミットトリガ回路の追加なども行いましたが、それならばと、今回はオペアンプを使ってみることにしましたっ(`_´)/

●基礎実験回路
20131117a
これは、電源をONすると、少し間をあけてからリレーがON-OFFする回路です。
電源ONとともにLM358の3番の電圧が上がっていき、2番よりも大きくなると急に1番からトランジスタへ電流が流れリレーをONする仕組みです。
オペアンプを使うといっても、コンパレータとして利用しているだけです。ONとOFFの状態がハッキリしているのでシュミットトリガ回路は不要となり、また、2番に繋がる抵抗で動作する電圧の閾(しきい)値を変えたりもできます。
ちなみにこの回路のパラメータでは、電源を入れて約10秒後に、リレーが約1秒間ONとなりました。

●応用実験回路
LM358は、1個のICに2つのオペアンプが内臓されていますので、さらにこんな回路を構成してみました。
20131117b
電源を入れると約10秒後にリレーがON-OFFし、続けて約10秒後にまたリレーがON-OFFするという2回のスイッチングをします。
20131117c
動作の様子を見てやってください。
YouTube: スイッチング回路の実験 ←クリック

なんと地味な動画じゃ(-"_-)
1回目と2回目は、動作時間を少し変えた方が面白かったかもですね(-。-;)

●MP3プレーヤーのスイッチング回路
使用するMP3プレーヤーは、電源ONの後、長くON-OFF(長押しに相当)して、その後、少し間をあけて短くON-OFF(短押しに相当)するスイッチ操作が必要でした。
そこで、構成とパラメータを調整した回路がこれです。
20131117d
1つ目のオペアンプは、電源ONとともにすぐに動作させます。470μFのコンデンサで、約2秒間リレーをONさせます。(オペアンプを使う意味ないスけど)
2つ目のオペアンプは、5番の電圧が6番より大きくなるまで待ってから動作(7番から出力)し、47μFのコンデンサで一瞬リレーをON-OFFさせます。
20131117f 
実際に動作しましたので、ご覧ください。

YouTube: MP3プレーヤーのスイッチング実験その2 ←クリック

オペアンプを使ってみたら、タイマー時間の調整やスイッチングのバリエーションも考え易く、簡単になって良い感じです。なんだか回路もスッキリ(・∀・)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一見(いちげん)さんお断り... | トップ | 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読... »

コメントを投稿

製作」カテゴリの最新記事