さて、前回に引き続き、ダイナースカードから招待されたメルセデス・エクスペリエンスの後編です。
ちなみに会場にはSLからSLK、Eクラス、Cクラス、Sクラス等々、数多く展示されていましたが、一番注目を浴びていたのがフルモデルチェンジされる新Mクラス。
外装はマイナーチェンジレベルの変更ですが、内装は結構高級感がアップしていました。
いよいよ待望のAMG試乗へ!試乗車はCLK55、SLK55、CLS55からSL55AMGまで!!
本当はSL55に乗ってみたかったのですが、今回は時間の都合上、一番早く乗れるCLK55にしました。
○内装★★★
基本的には普通のCLKと変わりません。プラスチックの質感はイマイチで、1千万円オーバーのクルマにしては物足りない・・・ただしシートやドアパネルは本皮で、色をオーダーできるそうです。
○動力性能★★★★
非常に残念なことに、試乗の時だけ(!)ものすごい豪雨!!前もろくにみえません・・・しかも平日なので混んでるし。。それでもがんばって2,3回ほど全開にしました。サウンドはとてもレーシーで刺激的!メルセデスでもこんな音が出せるとは。もちろんパワーも5L、オーバー300馬力だけあって、小ぶりなCクラスボディを過不足なく加速させます。結構速い。でも、思ったほどトルクはなく、回転とともにパワーが炸裂するかんじでした。横断歩道のペイントで一度思いっきり空転、ケツが流れ出しましたが、瞬時に電子デバイスが介入、なにごともなかったように姿勢制御されました。
○ハンドリング ★★★★
リニア、の一言。ハンドルもアウディなみに軽く、思ったとおりにラインに乗せることができます。
という訳で、無事試乗終了。今回はAMGの中ではエントリーモデルでしたが、AMGの人気の秘密が分かったような気がします。メルセデスの剛性感、安定性は業界随一で、通常の人はそれで満足なのでしょうが、逆にしっかりしている分、パワー感に物足りなさを感じる人も間違いなく存在します。上級ブランドの中でも、さらに頭1つ優位に立ちたい人。そういった方にAMGはピッタリなブランドですね。ロレックスのデイトナのようなポジションです。いやいや勉強になりました。
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