前回に引き続き、「Jour de l’Experience ~シトロエンを体感する特別な日~」のレポート第2段。
時間が余ったので、もう1台試乗しました。そのクルマはC3プルリエル!タルガにもオープンにもなる、ユニークなコンパクトカーです。
○エクステリア ★★★
なんといってもラブリーなエクステリアがこのクルマのキーポイントでしょう。C3プルリエルのすばらしいところは、日本の一部の軽自動車みたいなキャラクターグッズ化せずにキュートなエクステリアを実現しているところ。デザイン力の差といいましょうか、コビないカワイさです。
○インテリア ★★
特に特筆すべき点はありません。
○ハンドリング ★★
車重が重いせいか、コンパクトカーらしいキビキビ感はありません。でもまあ許容範囲。ボディサイズは実は大きめ(特に横幅)なので、駐車場に入るか要確認。
○動力性能 ★★
最大のネックはセミMT。変速時のショックは小さくありません。パワー的にはまあ充分といえるのではないでしょうか。
○総合評価
まず、このクルマの輸入を決めたインポーターの勇気に拍手。ハッキリ言って日本ではほとんど売れないであろう(オープン時にはCピラーを自宅に置いていく!)このクルマ、シトロエン車全般のイメージアップには大きく貢献しているのではないでしょうか。走りにダイレクト感があり、気が向いた時にワンタッチで屋根をオープンできるこのクルマ、もうちょっと価格が安ければグッと魅力が増すと思います。
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