新型インプレッサS-GTの３Days試乗モニターに当選しました！
ということで、山中湖や幕張等、3日間走り回ってきましたのでインプレを。
●居住性
内装の質感は先代よりアップ。居住空間も後席が広くなっています。ステアリングはチルトはもちろんテレスコもあり。シートの堅さもほどよく、長距離ドライブも苦になりません。適度な張り出しはワインディングでも体をちゃんとホールドしてくれます。特筆すべきはボディ剛性の高さ。さすがにドイツ車勢並とは言いませんが、かなりガッシリ感あり。さらに足回りもよく、しっかり路面をホールドしてくれます。試乗車の17インチタイヤだと快適とまではいきませんが、段差のショックも直ぐに吸収してくれます。全体的にいいもの感が増しました。
●動力性能
流石は２Lターボ、AWDの効果もあいまって、アクセルを踏み込めば鋭いダッシュをみせます。街中の追い抜きや高速への合流等には必要充分以上の加速。ただし、先代WRXのような「向かうところ敵なし」のような加速ではありません。また、今時４ATというのも正直つらいところ。特に1速と2速のレンジが離れているようで、ちょっとショックを感じます。
●ハンドリング
水平対抗に拘るスバルの面目躍如。４WDを全く感じさせないキビキビしたハンドリング。ステアリングを斬ると同時にスパッと鼻先がインを指します。
●総合評価
まず賛否両論なのがエクステリア。好みが大きく分かれる部分だろう。ただ、サイドからリアの造形は実物は悪くない。モダンなBMW1シリーズといったかんじだ。しかし、フロントフェイスは・・・・やってしまった感が強い。モノ自体は悪くない。いや、良いと言ってもいい。高いボディ剛性、追従性の高い足回り、そしてフリクションの少ない駆動系はちょっとAUDIに近いものを感じさせる。実直だが野暮ったい、という意味では、相変わらずスバルらしい1台。今回の試乗キャンペーンは戦略として正しいと思う。見た目はアレだが、乗ると良さが分かるから。ただし、昔のような味はない。
それでは動画をどうぞ！
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