人生初めてのフェラーリ、348スパイダーの試乗記です!
●居住性 ★★★
居住空間は二人分としては充分。乗り心地もフェラーリはいいですね、路面をしなやかに捉えます。もちろんフワフワな快適な感じではりませんが、ガチガチではないです。インパネはプラスチッキーですね。
●動力性能 ★★★★★
3.4Lありますので、低速から充分なトルクを発生します。そこから、粒の揃った、ただスムーズ過ぎない絶妙な感じでエンジンが吹け上がる、というか吠えます!このサウンド!!他の車では決して味わえない情感のこもった手作り感のある吹け上がりです!これがフェラーリか!と感動したのをよく覚えています。
●ハンドリング ★★★★
ミッドシップなので基本的に運動性能は低くないのですが、あまりコーナーを飛ばそうという気にならない車ですね。とにかくエンジンを味わいたくなる車です。ハンドルも重ステなので、中々体力使います。
●総合評価 ★★★★★
もうフェラーリは全て五つ星と言っても過言ではないくらいです笑(あ、マラネロは例外か)。スペックだけで見るとNSXと同じように見えますが、中身は全く違います。NSXは技術者が最高の技術を議論し尽くして磨き上げた結晶だとすれば、348はイタリアの匠が伝統と情熱のままに作り上げた一品モノという感じです。NSXは運転しやすく速いのですが、凄みというか楽しみがあまりないです。飛ばさないと楽しくないです。348は乗りこんだ瞬間から、低速から高速に至るまで常に刺激的です。匠の作り上げるものには魂が宿るということを実感できる1台です。
フェラーリ348 (Libreria SCUDERIA 14) (NEKO MOOK 1393 Libreria SCUDERIA 14) | |
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