トヨタ ヤリス・ハイブリッドに試乗しました!
日本ではヴィッツですが、海外ではヤリスの名前で販売されていますね。次のモデルはヤリスに統一されるとか。2017年のマイナーチェンジ後の普通のヴィッツには乗ったことがありましたが、ハイブリッドは初めてです。では、早速インプレです。
●居住性★★★
マイナーチェンジ後はボディがカッチリしてきましたね。上質感が少し上がっています。ただ、アウディのようなガッチリ感はないです。路面の荒れたところを走ると、そこそこダイレクトに衝撃を伝えてきます。
空間の広さはサイズの割には広め。インパネの質感は普通です。
静粛性も悪くありませんが、アクセルを踏み込むと色気のないエンジン音が入ってきます。
●動力性能★★★
EVモードは結構30kmくらいまでの速度まで頑張ってくれます。ただ、踏み込んだ時のレスポンスはスカスカです。CVTのせいですね。ダイレクト感が元々ないので、モーターとエンジンの切り替わりも気になりません。スポーツ走行や走るたのしみは諦めましょう。
ただ、アクセル開度1cm未満のところでは、いい感じにモーターがアシストしてくれるので、上質な走りが可能です。
●ハンドリング★★★
ほぼコメントがないくらい普通です。特に粘る訳でもキレがある訳でもありません。
●総合評価★★★
欧州版ということで、もしかしたらスポーティな走りが加味されているのではないかと期待しましたが、残念な結果でした。より下位のアイゴの方がまだ走りは楽しいですね。まあ、走りの楽しさはほとんどありませんが、燃費は相当いいのだと思います。あとは、路面が良くて速度があまり高くないところは快適かもしれません。つまり、日本の都内ですね。フィット3ハイブリッドの方が、よりハイブリッドらしさが楽しめましたし、ノート e-power の方が断然面白いです。でもこの価格ならポロやフィアット500、ルノートゥインゴの方が断然味がありますし、値段はことなりますがアウディA1の上質さにはまったく及びません。次のモデルには期待したいですね。