レクサスLC500hに試乗しました！
レクサスLC500といえば、販売終了となったLFAを除けばレクサスのクーペの中で最上級のモデル。とにかくその美しいデザインが素晴らしいですね。今回はV6 3.5LハイブリッドのLC500hに試乗できました。果たしてその乗り味やいかに？早速試乗インプレです！
●居住性★★★★
内装はレクサス独自のユニークなデザインがいいですね。ちょっとドア内張の流れるようなラインは個人的にはやり過ぎ感がありますが、他はいいと思います。もちろん質感も高いです。
乗り心地はスポーツだと少し硬めですが、コンフォートはやさしい乗り味で快適です。
静粛性は高く、車外の音はほとんど聞こえてきません。アクセルを踏み込んだ時に、V6の快音だけ響くのが心地良いですね。ちょっと金属音が伴うところもハイブリッドスポーツカーらしくてGoodです。
●動力性能★★★★
モーターのおかげで、トルクはありますね。
吹け上がりもスムーズで気持ちいいですし、レスポンスも悪くないです。
ただ、やはり車重が2tを超えるせいか、加速自体には迫力はないですね。
●ハンドリング★★★★
Sパッケージなので四輪操舵が付いているおかげか、くるりと向きを変えるのが気持ちいいですね。走りは爽やかな印象で、あまり車重を感じさせません。接地感も高いです。
●総合評価★★★★
上品な優しいスポーツクーペ、というかんじですね。名前がLC500hなので、なんとなく500にさらにハイブリッドでパワーアップ！というイメージがありますが、実際は500の方がパワフルだとおもいます。LC350hというかんじですね。
ただ、このテイストは流麗なエクステリアに合っているとおもいます。普段は上品に快適さを楽しみ、たまにアクセルを踏み込めばアルファロメオV6のような快音とともに爽やかに加速する、というかんじですね。
この車は、何よりこのエクステリアが素晴らしいです。フロントからシャープな造形で、そのシャープなイメージは保ちつつワイドなリアと結合するという、他のどの車にも似てない新しいデザインです。こんなにリアフェンダーが張り出した日本車は初めてではないでしょうか。サイドから見ると日本刀のようなしなりを感じます。実に美しいですね。しかもこのデザインで4人乗りというパッケージも素晴らしいです。
難点は、ATが勝手にシフトアップする点と、シフトAの操作性がちょっと特殊で、右に倒すとNというのは他にないので焦ります。
個人的にはV8のLC500の方が好みのような気がしますので、そちらも機会があれば試したいですね。トヨタ・レクサスのV8はほんと気持ちいいしパワフルですからね！
では、動画をお楽しみください！