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スズキの万能スクーター、アドレスV100購入! 人生でもっとも長く所有したバイク。

2021-01-06 16:15:19 | スズキ(バイク)Suzuki

※記事は当時の内容です。

 

購入動機:
 今、私が住んでいるマンションは、駅に近い。最寄駅まで、徒歩1分だ。それなのに、何故バイクなのか?

 実は、今の住居は、駅前でありながら、商店街やスーパーといった生活に必須の店舗が近くにないのだ!レンタルビデオ店でさえ、クルマで行く生活。これは不便であり、元来出不精な私は、ますます外出しなくなり、食事もコンビニ弁当が増えてしまう。これではいかん!というコトで、生活改善のため(笑)、8年ぶりのバイク購入に踏み切るのであった。実は、ここの前に住んでいた松戸の独身寮も、駅から遠い上、周りになにもない不便な立地で、何度かスクーター購入を検討したが、財政的な問題もあり、断念していた。スクーターは、あれば便利なアイテムであり、耐久性も悪くないので、長く使える。今後も重宝するだろう、というのも購入の理由の一つだ。

●インターネットで購入を決意!
 さて、今回はちょっと変わった方法でバイクを購入した。そう、インターネットの個人売買だ!ZZR購入から約8年、時代は変わり、まさにインターネット時代!あのころは、個人売買といえば雑誌しかなく、掲載されるまで2ヶ月くらいのタイムラグがあった。しかし、今はリアルタイムで、しかも選択の数も桁違いに多い。便利な世の中になったなあ。正直言って、高額かつ信頼性が重視されるバイクという商品を、個人売買で購入することに不安がなかった訳ではない。しかし、
①店舗で購入する場合に比べて価格差が大きいこと、
②スクーターは足が速い商品なので、雑誌に掲載された時は、既に売約済みのケースが多いこと、
③何回かインターネットオークションで経験を積んでいたこと、
④スクーターは機構が単純なので、商品の善し悪しが判断しやすいこと、
以上の理由から、インターネットでの購入に踏み切った。

●車種選定:
 まずは、どのスクーターを購入するかを検討開始。以前、JOGに乗っていた頃は、良く白バイにイジメられたので、50ccは却下。中型免許も持っているので、小型(51cc以上)のスクーターの中から選定に入った。条件としては、
①近所にしか行かない(通勤に使うわけではない)ので、小型で取りまわしやすいコト
②ストレスを感じたくないので、ある程度スポーティで速いコト
③予算として、中古で10万円くらい
 以上を検討した結果、下記の4台が候補として上がった。


①スズキ アドレスV100
②ヤマハ アクシス90
③ヤマハ グランドアクシス100
④スズキ ベクスター150


 まず、①スズキ アドレスV100について。これは、前から欲しかったスクーターだ。パワーは申し分ないし、軽量コンパクト。ロングセラーなので、オーナーも多く、HPの数も多い。チューンアップする場合もパーツは豊富だし、修理する場合の中古パーツも豊富。まさに、小型スクーターのスタンダードと言える。難点は、少々古臭いスタイリングか。


 次、②ヤマハ アクシス90は、これまたアドレス90の好敵手で、こちらもロングラン。しかし、アドレスV100と比較して、2人乗りしにくいこと、パワーがイマイチなことが分かり、却下。


 ③グランドアクシスについては、まずその斬新なスタイルが高ポイント。いかにも、新しいスクーターに乗っているという感じがして良い。2人乗りもしやすそうだし、盗難対策もしっかりしている。正直、最後まで悩んだが、残念ながら予算的に13万円以上はするので、今回は断念した。しかもアドレスV100より高額かつ新型のくせに、アドレスV100より遅いというのも大きなマイナスポイント。個体差が激しいことも不安材料だった。


 ④スズキ ベクスター150も、なかなか捨てがたい。なんといっても、高速道路を走れるのが高ポイント。排気量の割には、コンパクトだし。しかし、こちらも予算が合わず、しかも4ストということで、キビキビした走りは苦手そうなので、却下された。アクの強いスタイリングも、イマイチセンスが合わなかった。
ということで、総合的に評価の高いアドレスV100に決定!!デザインの古臭さをカバーするため、斬新に見えるシルバーに限定し、バイク探しを開始することにした。

●アドレスV100の情報をインターネットでチェック:
 さて、購入するバイクの車種が決まったら、次は情報収集だ。必要な情報は、
①個人売買の方法と注意点
②対象のバイクの相場
③対象のバイクのチェックポイント
 この3点。まず①については、登録変更の方法を確認。トラブルを避けるためには、必ず現車を確認し、試乗すること。書類と現金を同時に交換し、取引とすること、この2点がトラブル回避の条件となりそうだ。少々めんどくさいが、私の場合は1)現車確認、試乗2)書類確認、現金と交換3)新しいナンバー取得、ナンバープレートを持参し、装着、自走で持ちかえり、と計3回訪問した。まあ、レンタカーをかりて持ちかえれば、1回の訪問で済むとは思うが、私の場合は比較的場所が近かったことと、経費削減のため、上記の方法をとった。ちなみに原付2種の番号登録は、居住区の区役所で簡単にできた。
 さて、②の相場については、今回の狙い目がマイナーチェンジ後の6Lタンクモデルだったため、大体10万円くらいが相場のようだった。当初は初期モデルを狙っていたのだが、結局7万円以上の価格帯になり、程度もイマイチのものが多かった。そこで、価格差が3万円くらいなら、よい物を購入しよう、ということで後期モデルに変更したのだ。
 ③については、アドレスV100は特に大きなトラブルはないようで、それほど心配することはなかった。バイクコンセプトからして通勤に利用されたものが多いため、基本的に程度の良いものが多く、過激に改造されたものも少ない。ただ、初期型はバッテリーが上がっているものが多く、このバッテリーが1万円くらいするので、要注意である。

●個人売買で、極上アドレスV100をGET!!:
 上記情報を元にインターネットでバイク探しを開始、方法は2つ。オークションと個人売買の掲示板だ。
 オークションは、出展数が多いYahooオークションに絞って入札。しかし、これが結構難しい。時間切れ間際になると、急激に入札が増え、あっというまに価格が上昇していく。ゆえに、最初は予算内かなー、と考えていた物件も、結局予算外になってしまうことも珍しくなかった。また、バイクは必ず試乗してから購入したかったので、できるだけ近県に絞って検索した結果、かなり入札できる物件が限られてしまった。
 上記オークションと平行して、個人売買の掲示板もチェック。買います、のコーナーにも何件か書き込んだが、問い合わせがあったのは結局2件だけで、あまり効率のいい方法とはいいがたかった。しかし、売ります、の掲示にアクセスしてみても、既に売約済みであるコトも多く、なかなか購入計画は進まなかった。やはり、スクーターは需要が多いためアシが速い商品であり、インターネットで探すのは結構根気がいる方法であることを痛感した。

 しかし、バイク探しを始めてから約1ヶ月、ついに個人売買で極上のアドレスV100の情報をGET!なんと、所有者は在日米軍の人で、所有者の婚約者が代理出展している、という変わったシチュエーションだった。米軍ナンバーについての知識はなかったので少々不安だったが、実際に会ってみると結構いい人で、バイクも上物、色も希望通りシルバーだったので、購入を決意!約8年ぶりにバイク復活となったのである。

●性能:
 スクーターといえば、初代JOGのイメージが強く残っていたが、さてさて100ccのパワーはどうかな?と期待しながらアクセルをひねる・・・あれ、出足はイマイチ・・・グワッ!!!!!おお!鋭い加速!そしてそのまま余裕で60kmに到達。これは速いぞ!!JOGとは雲泥の差だ。はっきり言って、待ち乗りには十分すぎる。信号発信では、そのするどいダッシュ力で車を置き去りにできるし、余裕で車の流れにのることができる。購入する前は、チャンバーとプーリーぐらい交換しようかな・・なんて考えていたが、そんな考えは吹っ飛んでしまった。ノーマルで充分速い。ブレーキの効きも悪くない。最高速は、以前乗っていたNS50Fが勝るかもしれないが、60kmまでの加速なら、断然こっちの方が速い。しかも、二人乗りでも結構パワフルかつ安定している。もちろん、すり抜けも楽勝。こいつは思った通り、待ち乗り最速&最高のマシンだ!!唯一欠点があるとすれば、これはスクーターだからしょうがないのかもしれないが、コーナリングが不安なこと。ニーグリップができないので不安だし、バンク角も少なそう。60kmくらいで下りのコーナーを走ると、結構コワイ。それ以外は、気軽な待ち乗り用のアシとして、まさにベストチョイス。オススメの1台だ。

●その他:
 バイクに欠かせないものといえば、ヘルメット。以前RXシリーズを使っていたころから、ヘルメットはアライ派なので、今回もアライをチョイス。ジェットヘルのSZ-RamⅡを購入した。以前、JOGでコケて以来、ヘルメットの重要さは痛感しているので、やはり安全第一。ちょっと無理しても、いいものを選んだ。フィット感も軽さもGood!安心感もバツグンだ。しかし、このベンチレーションは、見た目ほどは涼しくない・・・。

●冬装備追加
 ついに愛車プジョーが息絶えてしまった・・・そんな訳で、現在のアシはアドレスV100のみに!ちょっとレンタルビデオに行くにも、みなとみらいにゴハンを食べに行くのも、今後はアドレスV100しかない。しかし、季節は着実に冬に近づいている。冬のバイクの寒さは、学生時代に痛感している。しかも、季節は秋を通り越し、既に空気も冷たくなってきた。これはいかん!冬装備をそろえねば!っということで、近くのバイク屋でスズキの純正パーツをオーダーしてきました。

●ウインドシールド(風防)
 これは、フロントのメーターバイザー手前に装着する、大型のプラスチック製のカウルである。左右のミラーステーに装着、作業自体はボルトとナットの締め付けだけでできるので、素人でも20分もあればできるレベル。

 完成してみると・・・ううむ、かっこわるう・・。全体的に腰高な印象になって、間延びしてみえる。思いっきり実用車っぽい。しかし!背に腹は変えられん!誰がなんといおうと、さむいものはさむい!さっそく試乗してみると、これはいい!首から下に、まったく風が当たらない!上半身に風が当たらないので、全然寒くかんじないのだ。まあ、目の前にでかい風除け板があるから、当たり前なんだけど、体感してみると改めて効果を実感。ちょっとした小雨程度なら平気。しかも透明なプラスチックなので、視界もクリア。これは、外観のカッコ悪さを補ってあまりある効果、お勧めだ!値段は7500円でした。

●グローブ風ハンドルカバー
 ハンドルカバー・・か・・。風防にも増して、オヤジバイクまっしぐらといったかんじだ。近未来的なシルバーカラーも台無しな感は否めない。でも、いっか!だって寒いんだもん。ハンドル操作はバイクの命!見た目より、命をとるぜ、おれは!で、純正のカバーをチョイス。しかもこれがなかなかの優れもの。一見グローブに見えるんだけど、実際はハンドルの部分がカバー内部に入ってくるので、アクセルを素手で握れるのだ。もちろん効果はバツグンで、上記の風防と合わせ、冬対策はバッチリ!こちらは2500円でした。

●リアトランク
 生活の足として大活躍のアドレスV100。今済んでいるところは近くにスーパーがないため、隣駅までバイクで行かなきゃいけません。標準のメットインスペースでは役不足のため、リアにトランクを増設しました。効果抜群!2名乗車時の背もたれにもなります。インターネットで3000円でした。