フィアット124スパイダーに試乗しました!
フィアット124スパイダーは日本には導入されていませんが、エンジンはアバルトと同じ1.4Lターボを搭載したモデルで、ビルシュタイン・ブレンボ・レコードモンツァが装着されていないベーシックなモデルです。果たしてアバルトとの走りの違いはどうでしょうか?今回は6MTモデルに試乗しました。
では、早速インプレッションです!
●居住性★★★
基本的にはアバルトやロードスターと同じですね。フロアマットやハンドル中央、アームレスト等にFIATのロゴがあしらわれている程度の違いです。外観ではパンパーやホイールがちょっと大人しくなっています。
●動力性能★★★★
エンジンもアバルトと同じですが、レコモンが付いていないだけで、かなり雰囲気は変わりますね!どちらかというとロードスターに近い、エンジンの素の響きが楽しめます。パワーはアバルトと同じで2000回転あたりから気持ちいいトルクが発生します。決してドッカンターボではなく、NAに近い素直な吹け上がりです。逆に6000回転以上の伸びはあまり期待できません。
●ハンドリング★★★★
アバルトとの違いは大きくありませんが、路面が上下するところの設置感はビルシュタイン装着のアバルトの方がしなやかですね。またブレーキのキャパシティもアバルトが上です。
●総合評価★★★★
いや、フィアット124スパイダーもいいですね!アバルトの迫力のあるサウンドも好きですが、1日中聴くとなると、さすがに疲れてきます。こちらは普段は静かで、回すと気持ちいいサウンドを奏でてくれますので、より上品ですね。同じシャシーで、よくここまで味付けを変えられるものです。そして、どれも素晴らしい出来上がりなのは素材の良さのなせる技ですね!
では、動画をお楽しみください。