YAMAHA XSR900に試乗しました!
XSR 900は、往年のRZっぽい流行りのネオクラシックの外装ながら、エンジンは過激で有名なMT09の3気筒エンジンを搭載する過激なモデル。特にAモードの加速はヤバいとか・・・果たしてどんなバイクなのでしょうか?2020年モデルに試乗しました。早速試乗インプレッションです!
●居住性★★★
まず足付きはあまりよく無いですね。全体的に着座位置も重心も高めの印象です。足回りもスポーティで、特にリアサスは荒れた路面では跳ねる傾向があります。フロントフォークはガッチリしているので不安感はないですね。
ネイキッドなので風は普通に当たりますが、姿勢が軽い前傾なので、それほど激しい風という感じではありません。
●動力性能★★★★★
まず1番緩いBモードでは、厚めの低中速トルクが扱いやすい感じ。街乗りもツーリングも楽です。
STDモードにすると、よりパワーが出てきてレスポンスがアップ。
1番上のAモードは・・・なんじゃこりゃ!?と思うほどレスポンスがアップします!もはやネオレトロとかの世界ではなく、SSですね・・特に中速のトルクが荒々しく、胃にくる加速です。
●ハンドリング★★★★
軽快でよく曲がりますね。ただ、高速域でもこの軽快感が続くので、ちょっと怖いです。
●総合評価★★★★
いやー、噂通りの個性的なバイクですね!3気筒ならではの中速トルクや老け上がりと、4気筒のような高回転を併せもちます。最高出力は116psなのですが、体感的にはそれ以上。ドゥカティのSS950SやBMWのRnineTと同じくらいのパワーなのですが、それらより速く感じます。カワサキのZ 900RSと同じくらいですが、XSR900の方が中速での盛り上がりを感じますね。
では、動画をどうぞ!