日本未導入の3rd レンジローバー、V8ディーゼルモデルに試乗しました!
試乗したというか、買うつもりで見に行ったんですけどね。とにかく上質な内装と走りで好印象な3代目レンジローバーですが、燃費の悪さがネックでした。でもディーゼルなら経済的!ということで見てきました。果たしてどんな走りか、早速試乗インプレッションです!
●居住性★★★★
あいかわらず内装は上質ですね!プラスチック部分の質感は流石に現代のレベルで考えるとチープ感は否めませんが、トラディショナルなウッドとレザーの世界は素晴らしいです。
室内空間も広大で、大人四人はもちろん、荷物も満載できますね。静粛性も高いですが、正直ディーゼルの音と振動はそれなりに入ってきます。
乗り心地は絶品ですね!実は2台試乗して、1台は23インチの巨大なホイールを履いていたのですが、それでも段差を乗り越えるときの衝撃はほとんどありませんでした。
●動力性能★★★
ここが残念なところ・・・3.6L、V8ディーゼルなので、どんな巨大トルクなんだろうと期待していたのですが、意外に低速トルクはそうでもありません。逆に、回していくとディーゼルらしからぬスムーズさ。つまり、ディーゼルエンジンにガソリンエンジンっぽさを求める人や、高速道路を多用する人はいいかもしれませんが、低速から悠々と有り余るトルクを期待している人には拍子抜けです。
●ハンドリング★★★
SUVながらハンドリングの気持ちよさも英国車の特徴なのですが、ガソリンモデルに比べるとエンジンが重すぎるのか、そこまで気持ちよさは感じませんでした。やはりフロントヘビーな感じです。
●総合評価★★★
ということで期待は裏切られる残念な結果になりました・・個体差かと思い2台乗ったのですが、基本的には変わりませんでした。経済性との両立を目指す人には良いかもしれませんが、2005年モデルまでの、あのBMWエンジンの、低速からグッとトルクを発生し、きもちよく高回転まで回る感じがやはり最高だなぁ、と個人的には思います。