旧型ですが、メルセデスAMG SLK55に試乗してきました!
当時、ボクスターの対抗馬として注目を浴びた同車、さっそく試乗インプレです!
●居住性 ★★★
ボディはさすがメルセデス、ガッシリしていて安心できます。
ただ、オープンモデルの宿命か、内装やギミックのあたりからギシギシ音がするので高級感に欠けます。
乗り心地は悪くありません。
ただ、内装のセンスがちょっとこなれてないというか、多少子供っぽいですね。
質感もこのクラスにしてはプラスチッキーです。
最近のCクラス等は抜群にセンスも質感もよくなりましたが、この時代はまだまだですね。
●動力性能 ★★★★
すごいパワーで、小柄なボディをグイグイと弾丸のように加速させます。
ATの設定のせいか、極低速こそちょっとラグを感じますが、あとは一気呵成に吹け上がります。
パワー的にはボクスターは相手になりません。
この辺りはさすがAMGです。
●ハンドリング ★★★
ハンドリングもリニアかつしっかりしているので、パワーに見合ったものです。
このあたりもドイツ車らしい仕上がりです。
ただ、サイズから想像するようなクイックな感覚はなく、安定志向です。
この馬力でクイックだったら危ないですが。
●総合評価 ★★★
うーん、モノは良いのですが、コンセプトがイマイチよく分かりません。
そこそこコンパクトなオープンカーにハイパワーを乗せた、という思惑は分かるのですが、
パワー感やオラオラ感を語るにはサイズやクラスが微妙ですし、
スポーティな走りを楽しめるかというと、正直持て余し気味です。
そうすると、AMGのスポーツカーを多少リーズナブルに楽しむ1台っていうか、
たまにパワーを見せつけて助手席を楽しませるっていうか、
やはり立ち位置が微妙な気がします。
素直にもっと等身大のパワーで軽快さを楽しむノーマルモデルの方がよいのかもしれませんね。
では、動画をどうぞ!
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