三菱アウトランダーPHEVに試乗しました!
デビュー当時から、先代より大幅にカッコ良くなったデザインと上質な内装で気になってたこの車、ようやく試乗することができました。果たしてどんな車なのでしょうか?早速インプレです!
●居住性★★★★
内装は質感、デザイン共に素晴らしいですね!本当にこの車から三菱の内装のレベルは大きくアップしました。メーターはもちろんフル液晶で先進的ですし、モニターもサイズは9インチと及第点ながら位置は見やすく、前方視界を妨げないところもいいですね。
見晴らしも良好です。
乗り心地も良好だがEVほどしっとりはしてません。
滑らかだが段差ではちょっと固く感じる。
アイポイントが高く見晴らし良好。
エンジン音は車内に聞こえてはきますが、静粛性は高いですね。
必要に応じて3列シートモデルが選べるのは大きなポイント。収納の仕組みも秀逸で、折り畳むとフラットなトランクスペースが実現します。
●動力性能★★★
EVほどの力強さはない。モーターのパワーとトルクは、フロントが85kW/255Nm, リアが100kW/195Nm。流石にトルクはガソリン車に比べると大きいです。
エンジンは2.4Lで98kW/195Nmとそれなりです。バッテリー容量は20kWhでEV航続距離は83km-100kmと通勤レベルなら一般的にはほぼEVのみでこなせそうです。
●ハンドリング★★★
意外に軽快です!大柄な見た目に反し、ハンドルが軽く、初期応答も俊敏。2tの車重を感じさせません。三菱がランエボから培ってきた4WDの制御技術が活きてますね。
ロールも少なく、望外にスポーティです。車体自体が軽く感じます。
●総合評価★★★★
最近のEVほどの重厚さはないが、
ガソリンでも走れるのは大きな安心材料ですね。
価格も約500万円と安くないが、内装も外装も大幅に質感アップ。
走りも悪くないのでコストパフォーマンスは良い。
EVの走りや静粛性は確かに素晴らしいですが、航続距離や充電の手間を考えると、まだまだPHEVは現実的な選択肢だと思います。
それでは、スバル アウトバックとの比較試乗動画をどうぞ”