BMW318dグランツーリスモに試乗しました!
3シリーズグランツーリスモと言えば、ホイールベース拡大により 通常の3シリーズの後席スペースとラゲッジスペースを拡大した 5ドアハッチのツアラー。3シリーズよりは大きく 5シリーズより小さいという 面白いコンセプトで 以前から興味がありましたが、今回1000キロのロングツーリングで試乗できました。早速インプレです。
●居住性★★★★
居住空間としは後席がとにかく広いですね!足が組めます。ただ、背もたれの角度や座り心地はもう一歩。静粛性は高く、特に風切り音が抑えられています。
乗り心地はBMWにしては珍しくダンピングの効いた快適志向。低速では路面の凹凸を拾うのが残念ですが、中速以上で路面のよいところではフラットライドを実現します。高速やワインディングはスポーツモードの締まった脚の方が揺すられ過ぎず快適です。
ラゲッジスペースも広大ですね。
●動力性能★★★
ディーゼルエンジンはパワフルではありませんが、実用域ではまったく不満ありません。踏み込めばそれなりにBMWらしい走りをみせてくれます。
●ハンドリング★★★★
普通の3シリーズよりも少し重く、動きが緩めです。ただ直進安定性はすばらしいですね。
●総合評価★★★★
これは中々おもしろい存在ですね。その名の通り、長距離旅行では快適性で真価を発揮します。ワインディングや街乗りは通常の3シリーズの方がキビキビしてますし、取り回しも楽です。SUVよりはコーナリングは優れていますし軽いです。ということで、通常の3シリーズよりも後席やラゲッジを重視したくて、長距離ドライブとある程度の走りの良さを両立したい方にオススメです!