希少なBMWのディーゼル・スポーツクーペ、330dに試乗しました!
BMWの330d(E90)は日本未導入の直6ディーゼルエンジンを搭載したスポーティーなモデル。以前、F30ベースのアルピナD3に試乗したことがあり、その気持ちよさに非常に感銘を受けました。果たして、素のBMWでも、その味わいはあるのでしょうか?早速、試乗インプレです!
●居住性★★★
既に2代前のモデルになりますが、インテリアの質感は高めですね。
居住空間もクーペにしては望外に広く、後部座席も大人がちゃんと乗れるスペースを確保しているところが魅力的です。
乗り心地はスポーティで固めで、特に荒れた路面はダイレクトに衝撃を伝えてきます。
●動力性能★★★★
低速から非常にトルクフルですね!さすが3Lディーゼルです。
レスポンスもいいですね。
回転もスムーズで比較的高回転まで回るのですが、
残念なことに、回転自体にドラマや気持ち良さはありません。。
ディーゼルならではの、低速から気持ちよく押し出されるような、波乗りフィーリングもないですね。
●ハンドリング★★★★
BMWらしい、リニアでスポーティなハンドリングはさすが3シリーズのクーペですね。
キビキビ走りますが、やはりディーゼル直6エンジンのせいで、フロントは軽くないです。
●総合評価★★★
うーん、アルピナのD3が非常に印象がよかっただけに期待しましたが、
やはりその差は小さくないですね。
上質感は感じないですし、エンジンももっと気持ちよく、サウンドもよかったです。
なるほど、アルピナマジックとはそういうことかと再確認した1台でした。