フェラーリ本社があるイタリアのマラネロで、フェラーリ カリフォルニアTに試乗しました!
フェラーリの本社があるマラネロにはフェラーリ博物館がありますが、その周りにフェラーリをレンタルできるお店がいくつもあります!
その中で、今回はMotorsport Maranelloで試乗しました。
本当は12気筒のF12を予約したのですが、ギアの修理で借りれないとか。。
やむなく、試乗したことがないカリフォルニアTを選びました。
フェラーリの中ではエントリーかつラグジュアリー向けという印象の強いカリフォルニア。
このタイプに乗るのは初めて。ターボのフィーリングも気になります。
では、早速インプレです!
居住性★★★★
インパネは現代的なデザインで古さは感じません。質感も高いですね。
乗り心地はちょっと固めですが、不快ではありません。
基本的にフェラーリは乗り心地は悪くないのですが、このカリフォルニアは特にそう感じます。
きになるエンジン音ですが、ターボでも依然フェラーリっぽい管弦楽器のような気持ちいいエクゾーストノートが楽しめます!
この辺りは488と同じ傾向ですね。
ボディ剛性もしっかりしていて、イイモノ感を感じさせます。
動力性能★★★★★
まずノーマルモードの印象ですが、低速から十分なトルクが出ていて実に乗りやすいです。
レスポンスも激しすぎず、DCTのシフトも的確で普通に気持ちよく街を流すことができます。
で、スポーツモードに入れてみた途端、鬼のようなレスポンス!
アクセルを踏み込むと、どこからでも一気呵成に吹け上がります!
低速からトルクフルで、高回転もトップエンド手前まで気持ちよく回るところが、さすがフェラーリエンジンですね、ターボ化によるネガはほとんど感じず、大排気量NAのようなフィーリングです。逆に、パワーはすごいです。
いや、カリフォルニアT舐めてました。
おそらくカリフォルニアが大人しいという声を聞いて、フェラーリもテコ入れしたのでしょう。
ナンパにオープンで街や海沿いを流すだけの雰囲気フェラーリかと思ってましたが、ライバルともガチで勝負できる本気のスポーツカーでした。
正直、スポーツモードはレスポンスが過激すぎてギクシャクしがちなくらいです。
488と比べると、さすがに一回り大人しくした感じですが、十分以上にパワフルです。
●ハンドリング ★★★★★
ハンドリングも非常にクイックでスポーティです。
ステアリングを切る分だけビシバシ応答する様は、まさにスポーツカーのそれです。
むしろ、ちょっとクイックすぎるかもと思うくらいです。
●総合評価★★★★
いやー、フェラーリ カリフォルニアTは、その見た目やイメージに反して、予想以上にスポーティ、いやスポーツカーでした。
マセラティGTと似てるのかと思いましたが、あっちの方がラグジーでしたね。
マセラティGTはNAのフェラーリエンジンを気持ちよく歌わせる車で、フェラーリ カリフォルニアTは本気で速く走らせることができる車でした。
ハンドリングの軽快感や、エンジンのトルク感が違います。
こうなると、ノンターボのカリフォルニアもどんな車か気になりますね。
それでは、動画をお楽しみください!