10日(木)は午前中、辺野古にいたのだが、テントに座りこんでいる時、胸元に痒みを覚えた。見ると、少し赤くなっている。痒いので無意識に触ってしまったようだ。
症状がひどくなったのはその日の夕刻からだ。胸や腹部に一面に赤い発疹が拡がり、ヒリヒリと痒くて仕方がない。夜もなかなか眠れなかった。翌朝、皮膚科を受診。「何かの虫さされだが、これはひどいね」ということで、飲み薬と塗り薬を処方してもらった。土曜日の朝頃をピークに症状の悪化は止まったが、今日(13日・日)もまだ発疹は続いている。一部の発疹は水疱がつぶれ、浸出液まで出てきた。
2012年5月、普天間基地へのオスプレイ配備に反対する集会が大山ゲート近くで開かれた際、タイワンキドクガという毒毛虫にやられたことがある(2012.5.17のブログ「ヒー、痒い痒い 普天間基地の毒毛虫」)。その時の写真を見ると、まさに今回と同じ症状だ。この毛虫に間違いはないだろう。
(http://www.jpmoth.org/Lymantriidae/Orvasca_taiwana.htmlより借用)
(右の写真が2012年の症状。左は今回のものだが、2012年の時より症状はひどい)
この毒毛虫は、デイゴやコバテイシ(クワディーサー)等の木によく見られる。毒の針毛が身体に付着すると発症する。毛虫に触らなくても、風で飛んできた針毛でやられることもあるという。注意することは絶対に掻かかないこと。掻くと、針毛が拡がったところに発疹ができてしまう。粘着テープ等で針毛を取り去り、水でよく洗浄するのがいいという。
体質にもよるだろうが、かなりひどい症状となる。皆さんも注意してください。