今年の沖縄の梅雨は特に雨が多い。辺野古弾薬庫第4ゲート内を皆伐・開発したために、連日の雨で、大浦湾に赤土が流出して濁っていることはこのブログでも報告してきた(たとえば、5月10日のブログ、5月27日のブログ参照)。
本部塩川港でも、雨の中、辺野古への土砂海上搬送が強行されている。下の写真は、5月12日、ダンプトラックから濁水が流れ落ちている様子だ。
(5月 . . . 本文を読む
昨日(5月27日・木)は、久しぶりに本部塩川港に行った。
今日も10名ほどの人たちが土砂を満載したダンプトラックの前で牛歩を続け、ダンプが国道まで渋滞していた。少しの人数でも効果的な抗議行動ができる。今日は時々、雨が降っていたが、いつもは強い日差しが照り付け、粉じんが舞う中での長時間の抗議行動は体力的にも厳しい。連日、現場で立ち続けている人たちには本当に頭が下がる。シュワブでも、安和、本部塩 . . . 本文を読む
明日(5月26日・木)、名護市でヘリ基地反対協主催の学習会「新基地建設ストップ ヤンバルの森の破壊を許すな!」です。
午後6時半~ 港区公民館(名護漁港北隣)
設計変更申請不承認をめぐる国と県の争いの最新の状況と、辺野古弾薬庫の第4ゲート内部で始まった工事の問題点等について詳しく話をさせていただきます。
是非、おいでください。
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今日(5月24日)は、北部訓練場ヘリパッド工事強行のための機動隊派遣の違法性を問う住民訴訟控訴審の第1回口頭弁論。高江住民の会や、宮城アキノさんら大勢の人たちが傍聴に来てくれた。
原告代表のOさんが口頭で意見陳述。母親が東村平良出身で幼い頃から毎年厚を東村の祖父母の家で過ごしたというOさんは、当時の思い出を語りながら、2016年、全国・県警から1000名もの機動隊を動員して強行されたヘリパッ . . . 本文を読む
2016年、全国・県内から約1000名もの機動隊を動員し、凄まじい弾圧のもとに強行された北部訓練場のヘリパッド工事の責任を問うための住民訴訟の控訴審の口頭弁論が、明日、いよいよ始まります。
明日は、原告代表が、この裁判にかける想いを口頭陳述します。是非、傍聴においでください。
5月24日(火)午後3時~ 福岡高裁那覇支部
傍聴整理券の交付は午後2時半~2時45分です。
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今日(5月21日・土)は、沖縄平和市民連絡会の総会。冒頭に、「国の『是正の指示』、『代執行』に屈せず、あくまでも辺野古新基地を阻止する」と題して基調講演をさせてもらった。
3月5日の沖縄平和市民連絡会の学習会で、講演冒頭に体調を崩して倒れて以来だったので、また、従来のような活動が再開できて嬉しい。今日も多くの方から、「もう大丈夫ですか?」と声をかけていただき、恐縮した。
短い時間だったの . . . 本文を読む
今日(5月18日・水)は、那覇・泊埠頭から船で名護に向かった。1日に2便、那覇から名護・本部へ「ジンベエ・マリン」が航行するようになったのだ。名護まで1時間15分、6月末までは割引期間中で500円、7月以降は1000円となるが、65歳以上は割引価格で500円だ。
名護からは路線バスで辺野古も近い。船は早くて快適、何よりも安いので、那覇から辺野古や塩川・安和に行く新ルートとすることをお勧めする . . . 本文を読む
防衛局は、知事が設計変更申請を不承認としたため、辺野古側の埋立工事にやっきになっている。それでも3月末時点で、全体の埋立土量の約10%の土砂が投入されたにすぎない。
工事を急ぐ防衛局は、4月15日、「シュワブ(R4)追加埋立工事」(1~3工区)の工事契約を締結した。これは基準高+6.1m~+8.0mまでの辺野古側での最後の埋立工事である。
下に、今までの「シュワブ(H29)埋立工事」、「 . . . 本文を読む
まさか! 熊野鉱山への措置命令の取下げなどあり得ない!/// 県知事宛の、南部地区の土砂問題等を設計変更不承認理由に追加するよう求める要請書全文掲載。明日は「復帰50年、戦没者遺骨の尊厳を守る集会」も
昨日、公害等調整委員会が熊野鉱山を現地視察し、南部地区の島ぐるみ会議や宗教者グループ等が「委員会は措置命令を取消す裁決をしないで!」という要請行動を行ったことをこのブログで報告した。
ところが今日の沖縄タイムスは、公害等調整委員会が県に対して措置命令の取り消しを求める和解案を提示していることを報じた。
昨年5月の知事の措置命令は、多くの県民の声に応えたものであった。報道では、「県は措置命 . . . 本文を読む
今日(5月13日・金)は、南部地区からの埋立土砂調達問題で走り回った。
午前中は、具志堅隆松さんらと県に要請書を提出した後、記者会見。そして大急ぎで糸満市魂魄の塔横の熊野鉱山へ行き、公害等調整委員会の現地視察に対する要請行動を行った。
デニー知事宛の要請書は、ガマフヤー代表・具志堅隆松さん、ガマフヤー支援者の会・島ぐるみ宗教者の会の谷大二さんの連名で、「辺野古新基地建設事業で遺骨混りの南 . . . 本文を読む
今日(5月12日・木)は那覇地裁で開かれた、辺野古カヌーメンバーが海上保安官のボートに激突され、負傷させらた責任を問う国賠訴訟の第4回口頭弁論を傍聴した。
この国賠訴訟についてはこのブログでも何回か触れてきたので参照してほしい(第1回口頭弁論(昨年10月29日)、第2回口頭弁論(1月18日))。
今日の弁論では、原告らが行っていた抗議行動の意義を説明するために、「本件新基地建設の前提とし . . . 本文を読む
今日(5月10日・火)は、ヘリ基地反対協の県交渉に同席した。
辺野古新基地建設事業に伴うサンゴ散乱の問題、第4ゲート内側の伐採・整地工事の問題点等に関する4点の質問に対して、県は水産課長、森林管理課長、辺野古新基地建設問題対策課副参事等が対応した。
県から出された文書回答に基づいて意見交換を行ったが、その詳細は近くヘリ基地反対協のホームページに掲載されるはずなので、参照されたい。ここでは . . . 本文を読む
5月7日(土)、オール沖縄会議の主催で「学習会・なぜ設計変更不承認なのか!」が開催された。
デニー知事が、「何故設計変更を不承認にしたか!」と題して講演。続いて白石博行専修大学教授(行政法)が、「沖縄県民の誇りと尊厳の理不尽な侵害! 憲法・地方自治法は決して許さない!」と、今回の国の裁決等の法的な問題を説明された。
その後、小波津正光さん(お笑い米軍基地)の司会で、立石雅昭さん(新潟大学 . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業の海上警備業務にあたっているセントラル警備保障が、2017年から無許可で県の金武湾港を使用していることが、昨年12月10日の沖縄タイムスの報道で明らかになった。
県・北部土木事務所は、12月初めに同社の違法行為を確認。違法に設置していたプレハブ2棟・コンテナの撤去を指示し、警備艇の陸上仮置き・岸壁使用等を中止させた。
本部町島ぐるみ会議は昨年4月から毎月、本部塩川港の . . . 本文を読む
最近は辺野古に関して重要なことが相次ぐので、ブログの更新が追いつかない。
4月26日(火)、国交大臣が県の埋立承認撤回を取消した裁決は違法として、辺野古周辺住民らが裁決取り消しを求めた抗告訴訟の那覇地裁判決を傍聴した。
傍聴者が多数詰めかけ、コロナで傍聴席も制限されて4~5倍の抽選となったが、運よく抽選に当り法廷に入ることができた。
判決言い渡しが始まった。福渡裁判長は「原告らの請求 . . . 本文を読む