今日(9月30日・木)、沖縄タイムスが、防衛局が明日、美謝川切替工事に着手すると報じた。
美謝川は、大浦湾の埋立区域に流れ込んでいるため、事前に切り替えないと埋立工事ができない。その意味で美謝川切替工事は、辺野古新基地建設事業の中でも特に重要な工事である。
その工事がいよいよ明日、開始される。オール沖縄会議はコロナ禍のためにまだ現地での抗議行動は休止しているが、ヘリ基地反対協の主催で、明 . . . 本文を読む
今日(9月28日・火)は、午後から本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題について北部土木事務所との交渉が予定されているので、昼前に本部塩川港の様子を見に行った。
台風16号は沖縄のはるか東を通過するようだが、一時は、沖縄方面に向かうかとも言われていた。台風接近時はベルトコンベアを後ろに下げることになっているのだが、今回は港の中央部に置かれたままだ。避難作業には約2日半を要するのだが、もし、沖 . . . 本文を読む
沖縄県が、辺野古への土砂海上搬送を加速する本部塩川港へのベルトコンベア設置を許可したことに対して、県民の疑問の声が沸き上がっている。
ベルトコンベア設置の港湾施設用地使用許可は、月単位の許可なので、10月分の許可を出さないよう求める北部土木事務所との交渉が9月28日(火)に設定された。4月末依頼、11回目の交渉となる。
以下、要請書の全文を掲載する。
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今日(9月24日・金)、具志堅隆松さんと島ぐるみ宗教者の会が、デニー知事に対して要請書を提出した(末尾に全文掲載)。知事は、辺野古新基地建設事業の設計変更申請を不承認とするだろうが、不承認の理由に南部地区の遺骨混りの土砂を使用することは許されないと明記するよう求めたものだ。
沖縄県は、設計変更申請に対する防衛局への今までの4次にわたる質問の中で、南部地区からの土砂調達問題について、搬出港等で . . . 本文を読む
今日(9月22日・水)、具志堅隆松さん、宗教者グループと一緒に、「魂魄の塔」横の熊野鉱山での今後の遺骨収集計画やシーガーアブの保存問題等について、沖縄県保護援護課長への要請行動を行った。
まず驚いたのは、9月中旬に業者が行った重機による整地作業のことを、県は全く確認していなかったことだ。この点については、県として急いで整地作業の目的等について業者に聞くと約束した。
先日のブログにも書いた . . . 本文を読む
今日(9月20日)は、「魂魄の塔」横の熊野鉱山の様子を見に行った。
敷地の西側部分(下の写真(9月15日 撮影)の黄印)に重機が入り、土地が一面に均されてしまっている。いったい何の準備をしているのであろうか?
8月下旬、県が敷地内で戦没者と思われる上半身の遺骨を収集した(9月6日のブログ参照)。周辺の遺骨調査がますます必要となっているが、このままでは全域の調査が終わらないうちに、土地 . . . 本文を読む
各地の地方議会で、 遺骨が混じる沖縄南部地区の土砂を基地建設の埋立に使用しないよう求める意見書の採択が相次いでいる。
今までに、奈良県議会の他、市・町議会では金沢市、茨木市、吹田市、小金井市、長野市、上尾市、尾道市、清瀬市、東久留米市等に続き、四条畷市、三川町(山形県)、上山市、三春町(福島県)、川俣町(同)、土佐市等で採択された。そして、15日には大阪市議会が政令指定都市として最初に採択し . . . 本文を読む
一昨日のブログで、防衛局の辺野古・設計変更申請に対して、沖縄県が5次質問を行うことを説明した。そのため、知事の最終判断は10月末か、あるいは年内となると言われている。
5次質問を行うのであれば、どうしても含めなければならない質問項目がある。
設計変更申請では、沖縄南部地区から埋立土砂を大量に調達する計画となっている。しかし、先の大戦で多くの人たちが亡くなった南部地区の土砂には、戦没者の . . . 本文を読む
9月12日(日)の、「やーぐまいだからよネット」のズーム講演では、辺野古新基地建設事業の現状と課題と題して、2時間45分、たっぷりと話しをしました。
次回は、12日にも参加いただいた岸本洋平さん(名護市議。来年1月の名護市長選に立候補表明)。18日(土)午後8時~10時です。お申込みは、YagDakTV@gmail.com
12日の講演でも触れたが、設計変更申 . . . 本文を読む
今日(9月11日・土)、沖縄県主催の「辺野古・大浦湾シンポジウム」が開催された(企画運営:日本自然保護協会)。コロナ禍のためにオンラインとなったが、「海と陸が出会う場所」としての辺野古・大浦湾の重要性をあらためて確認したシンポジウムだった。
デニー知事が冒頭と最後の主催者挨拶を行った。この時期だから、防衛局が提出した設計変更申請への知事の最終判断の時期等に触れるかと思ったが、設計変更申請の話 . . . 本文を読む
今週末の日曜日(9月12日)、「やーぐまいだからよネット」のズーム講演会で、「辺野古新基地建設事業の現状と課題」についてお話しします。
9月12日(日) 午後7時~9時
この企画は、沖縄県外の有志がやーぐまい(ステイホーム)でも出来ることを始めようと連続WEB講演会をスタートさせたものです。初回登録制(1000円)で、一度登録すると次回以降の企画に . . . 本文を読む
先週、「魂魄の塔」横の熊野鉱山に重機が動いているという連絡が入った。
さっそく沖縄ドローンプロジェクトが現地を撮影してくれたが、鉱山予定地に重機が入り、先に具志堅さんや県が遺骨を確認した上部の崖の下がすっかり荒らされている。業者の事業が始まったのなら、知事が出した「遺骨の確認」という自然公園法に基づく「措置命令」違反となる。
(鉱山敷地内に斜面を上がる作業道が付けられ、上部の崖下部分 . . . 本文を読む
在沖米海兵隊が7月26日、危険な有機フッ素化合物PFASなどを含むドラム缶320本もの汚染水を、普天間飛行場の下水道に一方的に放出した。
昨日(9月2日)、宜野湾市島ぐるみ会議、うるま市島ぐるみ会議、第3次普天間爆音訴訟団、第4次嘉手納爆音訴訟準備会の主催で、在沖米軍司令部のあるキャンプ瑞慶覧石平ゲート前で緊急抗議集会が開かれた。
コロナ禍の真っ最中だったが、130名を超える人たちが集ま . . . 本文を読む
とうとう9月に入ったが、辺野古の設計変更申請への知事の最終判断がまだ出されない。県の説明でも、6月中旬には標準処理期間は終わっているが、それからすでに2ケ月半が経過した。いったいどういう事情だろうか?
コロナ禍のために、県の審査にも支障をきたしていることは分かるが、あまり最終判断が遅れると、サンゴの特別採捕許可申請の場合のように、国土交通大臣が「早急に許可をせよ」という是正の指示に踏み切る可 . . . 本文を読む