昨日(4月28日)は、1952年、サンフランシスコ講和条約で沖縄を日本本土から切り離し、米国支配下に置き去りにした「屈辱の日」だった。
昼前から、「ガマフヤー支援者の会」の主催で、南部地区からの埋立土砂調達中止を求める集会が開かれた。具志堅さんの訴えに続いて、私も、県は設計変更申請不承認で南部地区の土砂問題に触れていないことや、熊野鉱山をめぐる状況等について説明した。
また、国交大臣が知 . . . 本文を読む
4月25日(月)は、本部町島ぐるみ会議の沖縄県北部土木事務所に対する、本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題等についての交渉に参加した。
本部塩川港に、辺野古への土砂海上搬送のためにベルトコンベア設置されてからちょうど1年になる。昨年の今頃は、連日、50名~80名ほどが北部土木事務所にかけつけ、長時間の交渉を続けた(4月27日、4月28日、5月1日等の本ブログ参照)。特に4月30日には、午後 . . . 本文を読む
今日(4月23日・土)は、久しぶりの辺野古・名護へ。
辺野古では土曜日のため工事用ゲートは閉じているが、第4ゲート内の工事の様子を確認した。伐採された湿地の上に、巨大な単管足場を組んでいるのはいったい何をしようとしているのか?
この付近には商用車用ゲートが設置され、管理棟なども建設される(3月31日のブログ参照)。数年前から辺野古弾薬庫の改築工事も進んでいるが、キャンプ・シュワブから辺野 . . . 本文を読む
名護市の消防庁舎跡地売却問題については、このブログでも何回も触れてきた。
本年1月、名護市民らが住民監査請求を行ったが、名護市監査委員は実質わずか2日間で、審査も行わずに却下してしまった。そのため、市民らは住民訴訟を提訴、6月2日に第1回口頭弁論が予定されている。
今週土曜日(4月23日)、弁護団らを招いて学習会が開かれる。私も短時間だが、今までに取り組んできた住民訴訟の経験をお話しする . . . 本文を読む
沖縄平和市民連絡会は、本年1月5日、辺野古設計変更不承認問題に関して、県に質問書を出していた。しかし、コロナ禍や県議会開会、また異動期とも重なったため、2月17日にデニー知事名の文書回答をもらっただけで、直接の意見交換の場を今まで持つことができなかった。
昨日(4月15日・金)、やっと県との意見交換が実現した。県からは、海岸防災課長・辺野古新基地建設問題対策課長・港湾課長らが出席した。
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名護市に、現在、辺野古弾薬庫で行われている商用車ゲート造成工事の森林伐採届の公文書公開請求をしたところ、先日、「一部公開決定通知書」が送られてきた。
2万5千分の1の「位置図」以外の図面は、1枚を除いて全て黒塗りされてしまっている。不開示の理由は、「個人の所有する土地の情報及び位置」は、「他の情報と照合することにより、特定の個人を識別することができるため、個人の権利利益を害するおそれがある」 . . . 本文を読む
今日(4月10日・日)は、午後、宜野湾市民会館で開催された「PFAS汚染からいのちを守る県民集会」に参加した。コロナ対策で制約があったが、会場は 450名もの人たちで熱気にあふれた。
3月初めに体調を崩してから初めてこうした集会に出たので、何人もの方から、「大丈夫? よくなったの?」、「気をつけてね」と声をかけられた。ありがたいことだ。(もう大丈夫ですので、安心してください)
集会は、ジ . . . 本文を読む
今日(4月8日)、国土交通大臣は、軟弱地盤改良に伴う防衛局の辺野古・設計変更申請を不承認とした沖縄県の処分を取消す裁決を出した。
国が、私人の権利救済を目的とした行政不服審査制度を使うことについては、多くの行政法学者からの批判が相次いでいる。同じ内閣内で、それこそ右手で提出した申請書を左手で受け取って認めるようなものだから、茶番としか言いようがない。
しかし、不承認を取消し . . . 本文を読む
沖縄島南部地区の遺骨混りの土砂を基地建設の埋立てに使うのは、戦没者・遺族を冒瀆し、人道上も許されないという声が全国に拡がっている。
昨年7月、具志堅隆松さんが全国1743の自治体議会に要請書を送った。島ぐるみ宗教者の会とガマフヤー支援者の会のホームページ「アクション南部土砂」によれば、本年3月末の時点で全国の215自治体議会で意見書が採択されたという。
沖縄県議会の意見書は、自民党を含め . . . 本文を読む
本部塩川港と琉球セメント安和桟橋で監視行動を続けている仲間から、毎月の辺野古埋立土砂の海上搬送量のデータが送られてきた。
3月の海上搬送量の数字を見て驚いた。両港からの海上搬送量が2月の海上搬送量と比較するとなんと2倍にも跳ね上がっているのだ。
両港に土砂を運搬したダンプトラックが3月は36,000台を超えている。今までの最大量は昨年の5月だったが、それでも29,000台程度だったから、 . . . 本文を読む
今日(4月2日・土)は、午後、八汐荘へ。「宮城アキノさんの裁判を支える市民の会の発足集会」に参加した。
こうした集会に参加できたのは、3月5日に倒れて以来、ほぼ1ケ月ぶりだ。少しずつ以前の生活に戻していきたい。
(講演する宮城アキノさん)
宮城アキノさんは、やんばるの森の米軍跡地で見つかった米軍廃棄物(空き瓶やガラス片等)を北部訓練場のゲート前に置いたところ、昨年1 . . . 本文を読む