遺骨混りの土砂採掘で問題となった糸満市・「魂魄の塔」横の熊野鉱山の開発事業が始まってしまった。しかし私たちは、農地法違反の疑いがあるということで、この間、糸満市農業委員会への申入れを続けている(11月8日の本ブログ参照)。
11月27日(月)にも、糸満市議の方にも同席してもらって農業委員会事務局長らと話し合った。
熊野鉱山の開発範囲内には、2筆の農地(地番1485、1481-2 . . . 本文を読む
12月2日から10日にかけて、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)のスピーキングツアー「(「『台湾有事』NO! 沖縄を再び戦場にさせない」)が開かれる。奄美、種子島、沖縄の9名の講演が予定されている。
私は、12月4日(月)、京都市に赴き、午後6時半から教育文化センターで、「代執行訴訟後、『辺野古』はどうなるのか?」と題して話をさせてもらう。
年内にも予想される辺野古・代執行訴 . . . 本文を読む
11月24日(金)、辺野古への土砂搬出に反対する辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会(土砂全協)の沖縄県への申入れに同席した(私は土砂全協の顧問でもある)。土砂全協からは、阿部、大谷の両代表ら4名、県は、自然保護課、海岸防災課、辺野古対策課の担当者らが出席した。
今春、「生物多様性国家戦略 2023-2030」が閣議決定されたが、そこでは「陸域・海域の30%以上を保護区として守る」とされている。 . . . 本文を読む
昨日(11月23日・休)、那覇市で、「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」主催で、「全国連帯! 沖縄から平和を発信しよう! 11.23県民平和大集会」が開催された。
当初はどれほどの人が集まるか心配されていたが、会場の奥武山公園には、続々と人が詰めかけ、最終的には参加者が1万人を超えたと発表された。会場を少し歩いていると、東京、静岡、名古屋、京都、大阪等の友人たちと会った。全国からも多くの人た . . . 本文を読む
今日(11月22日・水)は、本部町島ぐるみ会議の沖縄県土木建築部長交渉に同席した。
11月19日の本ブログでも詳細したように、防衛局は、辺野古側の埋立工事の進捗について、「本年9月末の時点で318万㎥(全量319万㎥なので、残り1万㎥で辺野古側埋立が完了する)」と県に答えていたが、なんと、「10月末時点でも318万㎥で辺野古側埋立は未だ完了していない」と答えた。10月中には本部塩川港・安和桟 . . . 本文を読む
私たちは11月17日(金)、辺野古・埋立承認の再撤回を求める要請書を県に提出し、土木建築部幹部らと面談した(11月17日のブログ参照)。
その際、防衛局が辺野古側の埋立が完了しているにもかかわらず、辺野古への大量の土砂搬送を続けていることについて、本部町島ぐるみ会議からの要請書を提出した。
防衛局は後述するように、10月の1ケ月間でダンプトラック2万台以上の土砂を搬送しておきながら、「9 . . . 本文を読む
今日(11月17日)、県内15団体が知事に辺野古埋立承認の再撤回を要請 --- 代執行訴訟で敗訴しても、あくまでも「辺野古」を阻止するための具体的な行動を!/// 夕刻は「パレスチナに平和を!」の集会
今日(11月17日・金)は、県内15団体が知事宛の、辺野古・埋立承認の再撤回を求める要請書を提出し、土建部統括監らと意見交換した。
今のままでは、代執行訴訟も県に厳しい判決が予想され、年内にも国土交通大臣が設計変更申請を知事に代わって承認してしまう可能性が高い。防衛局は既に大浦湾での工事を入札にかけており、今月22日には開札されて業者が決まる。代執行されるとすぐに、大浦湾での工事が始まってし . . . 本文を読む
沖縄県が辺野古・設計変更申請の不承認処分に対する国土交通大臣の「是正の指示」の取消しを求めた訴訟で、最高裁は本年9月4日、県の主張を退けた。しかし、この最高裁判決は、県が不承認理由とした軟弱地盤の調査不足や環境への影響等、公有水面埋立法の承認要件について判断せず、国土交通大臣の「裁決の拘束力」だけを理由としたもので全く納得できない。
知事はこの最高裁判決後も、多くの県民の声に応え、設計変更申 . . . 本文を読む
昨日(11月7日・火)は、午前中、開発が始まった「魂魄の塔」横の熊野鉱山の問題について、糸満市議2名に同席してもらい、糸満市農業委員会への申入れを行った。糸満市農業委員会は事務局長ら2名が対応してくれた。
熊野鉱山の開発届出範囲内には、2筆の農地(地番1485、1481-2)が残っている。これはコーラルファームという法人の所有地で、地目は「畑」である。コーラルファームは農業を行うためとして農 . . . 本文を読む
今日(11月5日・日)は、北谷で開かれた「国による代執行を許さない! デニー知事と共に地方自治を守る県民大集会」(オール沖縄会議主催)に参加した。
北谷ドームには約1800人もの人たちが集まった。登壇したデニー知事に大きな拍手・声援が沸き上がる。集会アピールでは、「設計変更申請を承認しないデニー知事の方針を支持し、国による代執行を許さない。民主主義の根幹が問われている」と確認した。
ただ . . . 本文を読む
この間、防衛局が辺野古新基地建設事業の申請図書等で、耐震設計や軟弱地盤問題で虚偽説明を続けてきたことが次々と明らかになっている。
まず、設計変更申請の耐震設計問題でとんでもない事実が明かになった。赤旗日曜版10月1日号は、防衛局が旧版の港湾基準を使っているにもかかわらず、技術検討会には新基準を使っていると虚偽の説明をしていたことをスクープした。新基準で設計すると護岸の安定性が確保できないので . . . 本文を読む