魂魄の塔横の熊野鉱山開発計画は、遺骨混りの土砂が採掘されるということで大きな問題となってきた。しかしもう一つの大きな問題は、鉱山に隣接したシーガーアブが、鉱山開発により崩落するのではないかと危惧されている。
シーガーアブは、有川中将以下将兵自決の壕とも言われているが、戦争末期には避難していた地元の米須地区の住民ら7家族が米軍に油を投げ込まれ、焼き殺されたという証言も残 . . . 本文を読む
明日(5月28日・日)、那覇市で、「もう一押しだ! 辺野古新基地建設事業は頓挫する」と題して講演をします。
5月28日 午後2時~4時 那覇市安里教会(おもろまち駅徒歩3分)
お近くの方はおいでください。
先日、お知らせした下記の資料集をもとにお話しをさせていただきます。
なお、この資料集は残部が少なくなってきました。
ご希望の . . . 本文を読む
今日(5月26日・金)は朝から名護に行き、本部町島ぐるみ会議の北部土木事務所交渉に参加した。
質問事項は多岐にわたったが、特に、辺野古への埋立土砂搬送に関して、下記の項目について強く追及した。
①国道449号線の粉じん等の環境調査を求める陳情が本年3月の県議会で採択されたことから、県として環境調査を実施することとなるはずである。国道449号線を所管する北部土木として、環境部とも連絡をとり、 . . . 本文を読む
5月、6月と何回か講演に呼ばれているので、いつものように講演の際のパワーポイントをプリントした資料集を作成しました。 112枚のスライドをA4上質紙に4枚ずつカラー印刷したもので、全28頁。辺野古新基地建設問題の現状と課題、沖縄南部地区の遺骨混りの土砂問題、そして南西諸島の軍事力強化問題等の全容が分かります。
ご希望の方にはお送りしますので、chuyokinawa@yahoo.co.jp 宛 . . . 本文を読む
今日(5月21日・日)は北谷で開かれた、「島々を戦場にしないで 沖縄を平和発信の場にしよう! 5.21平和集会」に参加した。
2月26日の第1回集会は1600名の参加だったが、今日は馬毛島から与那国島までの全ての島々から2100名もの人たちが集まった。特に若い人たちの参加が目立ったのは嬉しいことだ。今日も、若い人たちが、年配者の今までの活動に敬意を示し、「もう安心してください。私たちが先輩た . . . 本文を読む
平年に比べて少し遅れたが、沖縄は梅雨に入った。
しかし、豪雨の中でも、本部塩川港や安和桟橋への辺野古埋立土砂の搬送が続いていることが多い。そのため、ダンプトラックの荷台からは下の写真のように濁水が流れ落ちている。この濁水は海を汚濁し、乾いた後は粉じんとなって舞い上がるなど、環境に深刻な影響を与える。
2023.5.18 安和桟橋
2023.4.20 安和桟橋
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魂魄の塔横の熊野鉱山の開発がいよいよ始まろうとしている。
ただ、現在の計画では、開発区域に隣接したシーガーアブが崩落するおそれがあるので、私たちはこの間、県に対して、掘採前にシーガーアブの遺骨調査を含む総合調査を行うよう求めてきた。また、県教委、糸満市教委に、文化財保護法の手続きの必要性について話し合ってきた。
末尾の図にあるように、シーガーアブの2つのアブは地下で繋がっている。その上に . . . 本文を読む
昨日(5月11日)は、午後、北部総合庁舎で池田副知事、前川土木建築部長らとの面談が予定されているので、午前中は安和桟橋、本部塩川港の状況を見てまわった。
もう5月の中旬だというのに、今年は梅雨入りが遅れている。照りつける太陽の下での牛歩行動はきわめて厳しいが、それでも、皆、黙々と歩き続けている。最近、辺野古への土砂搬送が遅れているのも、こうした地道な取組の結果によるものだ。
本年2月17 . . . 本文を読む
このブログでも何回か指摘してきたが、知事の辺野古設計変更申請不承認をめぐる国と県との3つの裁判は、年内にも決着するおそれが強くなっている。県の訴えが全て最高裁で敗訴した場合、デニー知事は、辺野古新基地建設を阻止するためにどのような対応をとるのかが問われる。
まさか、「自治体の長として判決には従わざるを得ない」として設計変更申請を承認することはないと思うが、それでも国が代執行訴訟等を提起する可 . . . 本文を読む
昨日(5月5日)、本部塩川港に掲示されていた、県民の牛歩行動を違法として禁止を求める警告看板が撤去されました。
4月24日、オール沖縄会議現地闘争部会の呼びかけで、県庁ロビーに100名ほどの人たちが集まりました。代表団が照屋・池田副知事、前川土建部長らと話し合った結果、副知事らは、「警告看板を撤去すること、従来2枚だった「作業中危険」の看板を4枚に増やしたことについても、従来の状態に戻す」と . . . 本文を読む
今日(5月3日)は、浦添のてだこホールへ。毎年、この日に行われている憲法普及協議会の「2023年 憲法講演会」に出席した。
斉加尚代さんが、「新たな戦前を迎えないために」と題して講演。映画「教育と愛国」の話を中心に、教育現場に政治が介入している実態を分かりやすく説明された。
私も、沖縄に来る前は、「君が代」強制反対等の教育問題の市民運動を続けてきた。2006年の第1次安倍政権の教育基本法 . . . 本文を読む