(沖縄タイムス 2012.3.28)
27日は、辺野古アセスの埋立事業分に対する知事意見書が出される日だ。何回か海岸防災課に行って話し合いを続けてきたので、かなり厳しいものが出るだろうとは思っていたが、やはりその内容が気になる。
昼過ぎ、沖縄タイムスの記者から電話があった。私は、1月27日の審査会で、埋立土砂の問題について意見を述べたこともあって、知事意見 . . . 本文を読む
(23日の午後、設置が強行された説明板(沖縄タイムス 12.3.24より))
今日(24日)は、旧暦の3月3日の「浜下り(はまうり)」の日だ。御馳走をもって浜に行き、海水に手足を浸して身を清め、健康を願う行事だ。沖縄にいたら、きっとどこかの浜へ潮干狩りにでも行ったのに---。
朝、つれあいから電話が入った。沖縄タイムスによると、昨日、32軍司令部壕が設置されてしまったという。早く京 . . . 本文を読む
(八原博通『沖縄決戦 高級参謀の手記』に明記されている「第6坑道」(右下))
今日は、少し細かい話と思われる方もいるかもしれないが、重要な話なので取り上げておきたい。
県による第32軍司令部壕の説明板の改ざんは、「慰安婦」「住民虐殺」「捨石」だけではない。まだ、問題が明るみに出ていないが、私には、「第6坑道」の問題がどうしても気になってしかたがないのだ。
県が、 . . . 本文を読む
(2012.3.17 琉球新報)
琉球新報は、今日(17日)も、32軍司令部壕の「捨石」削除問題について充実した報道を続けている。社会面2面を使って、石原昌家さんら識者の談話を掲載し、社説でも「本質から目を覆う暴挙だ」と強く批判した。N記者も頑張ってくれている。
・「「捨石」削除 本質から目を覆う暴挙だ」(琉球新報 2012.3.17 社説) . . . 本文を読む
(3月16日(金)の琉球新報の1面に掲載された。)
県が、首里城地下の第32軍壕司令部壕の説明板から、「慰安婦」「住民虐殺」を削除しようとしている問題については、このブログでも何回か触れてきた。
・県の歴史改ざんに抗議(2月25日)
・通用しない県の詭弁(3月12日)
・えっ! 県は32軍壕を埋めてし . . . 本文を読む
(判決前の事前集会には200名を超える人たちが集まった。)
14日(水)は、高江の住民2人に対して、沖縄防衛局が通行妨害禁止を求めた訴訟の判決日だった。ヘリパッド建設により生活が破壊されるとして抗議した住民に対して、国が妨害行為の禁止を求めたものだから、これは、「スラップ訴訟」、すなわち被告や関係者の反対運動を委縮させる効果を狙ったものだ。那覇地裁には、200名を超える人たちが集まった。 . . . 本文を読む
今朝(3月13日)の沖縄タイムスを見て驚いた。県が、2012年度に32軍司令部壕の強度などを調査をしたうえで、埋めることもあり得るとの考えを示したというのだ。
説明板から「慰安婦」や「住民虐殺」等の史実を削除しただけではない。司令部壕そのものを埋めてしまい、すべてを葬り去ろうとしているのだ。事態はますます深刻になってきている。
17日に、この問題を考える学習会があるので、その前に、も . . . 本文を読む
(古本屋や図書館で入手した第32軍司令部壕に関する文献・資料のいくつか)
沖縄県が、首里城地下にあった第32軍司令部壕に関する説明板から、「住民虐殺」と「慰安婦」に関する説明を削除したことは、2月25日のブログでも紹介した。
県の歴史改ざんに抗議 32軍司令部壕問題
この問題については、県議会でも大きな問題となったが、仲井真知事のかたくなな姿 . . . 本文を読む
3月11日(日)、今日は、東日本大震災と原発事故から1年。沖縄でも、いろんなイベントが目白押しだったが、「アメリカへ米軍基地に苦しむ沖縄の声を届ける会」の訪米報告会に参加した。
今年1月21日から28日、24名の市民らが、アメリカに直接、沖縄の声を届けるために訪米した。現地では4日間の行動だったが、61ケ所を訪問し、40人ほどの議会関係者にも面談した(議員が直接会ったのは10人)。過去、 . . . 本文を読む
(島津康男前日本アセス学会会長が問題点を指摘)
辺野古のアセスについては、知事が今月27日までに埋立部分(アセス法部分)に関する意見を出す予定となっている。そこで、3月10日、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団の主催で学習会が開催された。
前日本アセス学会会長の島津康男さん、沖縄大学の桜井国俊さん、そしてアセス訴訟弁護団の金高望弁護士らが問題提起、参加者の間での討論が行われた。
. . . 本文を読む
(H君、Kさんらから届いた結婚式の招待状)
私は、1994年以来、フィリピン・サマール島でのNGO活動を続けているが、2002年からは、関西の大学生グループ(JAPSAM)が毎年、春、秋にワークキャンプに来てくれるようになった。もう10年になるから、延べでいうと、200名ほどの学生が来てくれたことになる。
昨年のOB会で、Kさんから、H君と結婚するという話を聞い . . . 本文を読む
(那覇地裁に入る原告団)
5日(月)午前、那覇地裁の辺野古アセス訴訟で、元防衛庁課長の高見沢氏(現防衛研究所長)の証人尋問が行われた。彼は、普天間基地の移設返還などを定めた日米特別行動委員会(SACO)当時の防衛庁の交渉担当者で、オスプレイ配備を念頭に米側と交渉しながら、地元側に明言しないよう米側と想定問答集を調整した、いわば、オスプレイ隠しの張本人と . . . 本文を読む