沖縄県政始まって以来の不祥事と言われた識名トンネル事件。大成建設JVと仲井眞県政時代の土建部幹部らの虚偽契約書作成によって、沖縄県は5億8千万円もの国庫補助金の返還を命じられた。仲井眞知事は、それを県の一般財源から返還、すなわち県民の負担としてしまったのである。
県議会には百条委員会が設置され、沖縄県警も県庁等を家宅捜査し多くの県職員を取り調べるという前代未聞の事態となった。
私たちは、 . . . 本文を読む
2016年、政府は、県内・県外から約1000名もの機動隊を動員して、北部訓練場のヘリパッド工事を強行した。
下の写真は、同年7月21日、N1ゲート前を機動隊員で埋め尽くして、住民の会の座込みテントを強制撤去した際の様子だ。右側の車の上では、機動隊員による凄まじい暴行が行われ、多くの負傷者が出た。
この大弾圧を決して許さないと、沖縄だけではなく、機動隊を派遣した6都県で住民監査請求が闘 . . . 本文を読む
今日(10月25日・日)は、朝から孫の小学校の運動会(コロナ禍のために短縮版だったが)。その後、お墓参りへ。心地よい秋晴れで、久しぶりにゆっくりとした休日を過ごした。
今まで、辺野古の変更申請に関しては様々な問題点を指摘してきた。さらに、美謝川の切替についての不可解な経過について触れておきたい。
美謝川は大浦湾の埋立予定地に流れ込んでいるため、川筋を切り替えなければ事業を進めることはでき . . . 本文を読む
今日(10月23日・金)は、朝から本部塩川港へ。午前10時前に着いたが、港のゲートは閉まり、人影もない。本部島ぐるみ会議のTさんに電話すると、今日は荒天のために本部塩川港も安和桟橋も積込み作業はないという。
昨日から始まった琉球セメント安和旧桟橋撤去工事に伴う浚渫土砂の仮置き現場を確認する(この問題については、10月13日のブログ等でも説明しているの参照してほしい)。
荷捌き地の一角 . . . 本文を読む
10月19日(月)は、沖縄等米軍基地問題議員懇談会の国会議員さん(12名)の辺野古現地視察の案内役を務めた。参加されたのは、近藤昭一、石橋通宏、水岡俊一、桜井周、石川大我、小川淳也、塩村あやか、川内ひろし、高良鉄美、赤嶺政賢、屋良朝博、照屋寛徳、伊波洋一の各議員(敬称略)。
午前9時、汀間漁港から3隻の船で海に出た。私はマイクのある平和丸で説明役を担当。
大浦湾から辺野古側に出ると、 . . . 本文を読む
今日(10月18日・日)は、午後、辺野古変更申請の問題点に関するズームでの学習会。さすがに地質や土木の専門家たちだけあって、随分、勉強になった。私からも、この間の2回の防衛省交渉で明らかになった問題点について話題提供させていただいた。今後の沖縄県の内容審査の一助になればいいのだが。
夕刻、ズーム会議を途中で退出して、大急ぎで沖縄等米軍基地問題議員懇談会の学習会へ。野党の超党派国会議員による議 . . . 本文を読む
今日(10月17日・土)は、午後、嘉手納へ。「かでな島ぐるみ会議」の総会に呼ばれている。
参加者は約50名。辺野古の現状と課題について、1時間半ほど話をした。皆の関心は高いようで、講演後も質問が相次いだ。各地の島ぐるみ会議に呼ばれていつも感じるのだが、辺野古新基地建設反対運動は、こうした地域の取組に支えられている。
明日は、午後、辺野古・変更申請についてのズームでの会議。夕刻からは、 . . . 本文を読む
今日(10月16日・金)は、高江県外機動隊派遣違法公金支出の住民訴訟の進行協議で那覇地裁へ。
政府は、2016年、県外から約500名の機動隊を動員して北部訓練場のヘリパッド工事を強行した。その違法性を問うための住民監査請求が、機動隊を派遣した6都府県で取り組まれ、東京・愛知・福岡では現在、住民訴訟となっている。沖縄でも、県外の機動隊のための公金支出は違法だとして住民訴訟を争ってきた。
提 . . . 本文を読む
防衛局が、沖縄県に提出した設計変更申請の審査中にもかかわらず、地盤改良工事・護岸工事の実施設計委託業務を発注したことに疑問の声が沸き上がっている。
防衛局は8月18日、「シュワブ(R2)土木基本設計業務」を、日本工営・日本港湾コンサルタント・中電技術コンサルタント・大日本コンサルタント・中央開発共同企業体と8億5千万円で契約した。
実施設計とは、変更申請が承認された後に、工事着手前に具体 . . . 本文を読む
沖縄県は、老朽化した琉球セメント安和旧桟橋の撤去工事に伴う鋼材・コンクリート殻等の産業廃棄物や浚渫土等を、県の本部塩川港に仮置きする港湾施設用地使用許可を出してしまった。この問題については、本ブログ(本年8月7日、8月12日)でも何回か触れてきたので参照されたい。
琉球セメント安和桟橋の敷地には広大な土地がある。自社の土地で仮置き、解体等の作業をさせるのが当然であろう。何故、県の公共の港に産 . . . 本文を読む
10月9日から東京、名古屋をまわってきた。台風のためにどうなるか心配だったが、なんとか集会が開催され、辺野古をめぐる現在の状況についてお話しをすることができた。3月からズームでの講演が多かったが、やはり直接、来場者の顔を見ながら話をできるのはいい。
9日の東京での講演の前に、沖縄県の担当者に電話をして、変更申請書に対する意見書が 18,904通も提出されたことを確認した。前回、2013年の辺 . . . 本文を読む
本部塩川港と琉球セメント安和桟橋から、辺野古埋立のための土砂海上搬送が加速している。そのような状況の中、本年1月末、土砂海上搬送業務を受注している業者から、本部塩川港へのベルトコンベア設置申請が出された。
本部塩川港は県の港湾であるが、岸壁使用許可や荷捌き地使用許可については地元本部町に委譲されている。しかし、ベルトコンベア設置のような港湾施設用地使用許可は沖縄県が所管している。
本部塩 . . . 本文を読む
10月9日(金)は東京、10日(土)は名古屋での講演です。
意見書提出運動の圧倒的な成功を受けて、これからの課題についてお話しします。お近くの方は是非、おいでください。
台風がそれることを祈るばかりです。
. . . 本文を読む
今日(10月5日・月)は、一日中、沖縄県議会土木環境委員会を傍聴した。沖縄平和市民連絡会が新しく提出した「辺野古新基地建設事業のために沖縄県内全域から埋立土砂を採取することに反対する陳情」や、6月県議会に提出して継続審議になっていた、「海砂採取の規制を求める陳情」、そして辺野古土砂全協が提出している「土砂条例の強化を求める陳情」等が審議されるためだ。
「県内全域から埋立土砂を採取することに反 . . . 本文を読む
今日(10月3日・土)は、7ケ月ぶりの辺野古大行動。ゲート前には、コロナ感染対策に気をつけながら700名もの人たちが集まった。
昨日、沖縄県の担当者に電話したところ、設計変更申請への意見書が1万通をはるかに超えているが、数える人手が追いつかないという。今朝の沖縄タイムスは1万5千通を超えると報じた。2013年の承認申請の際の意見書数の5倍ほどにもなり、意見書提出運動は大成功を収めたのだ(その . . . 本文を読む