今日(12月2日・月)は朝から、本部塩川港で石材搬送が始まったというので、大慌てで現地に向かった。
午前10時過ぎに本部塩川港着。機動隊や警備員の規制の中、大勢の人たちがダンプトラックの前で抗議行動を続けていた。6月28日の安和桟橋の事故で中止となって以来、本部塩川港では5ケ月ぶりの搬送再開だ。当初は、安和桟橋のように、ネットフェンスを持った警備員を大量に動員し、抗議する県民を排除して再開す . . . 本文を読む
一昨日(11月28日・木)の夜、京都での講演から帰沖したのだが、産経新聞WEBニュースが、「防衛局が6月28日の安和桟橋の死傷事故以来、停止している本部塩川港からの土砂搬出を再開する」と報じた。
本部塩川港は県管理の港であり、港湾施設用地使用(ベルトコンベアやタイヤ洗浄装置)には県の許可が必要である。
この許可は月単位に出されているが、6月28日の安和桟橋の死傷事故を受けて、県は「事故原 . . . 本文を読む
26日(火)、京都に行き、ZENKOのスピーキングツアーで、「代執行でも頓挫する辺野古新基地建設事業」と題して講演をした。京都での講演はちょうど1年ぶりになる。
概ね、下記のような話をした。
代執行で今年の初めからとうとう大浦湾での工事が始まった。海上ヤード工事、A護岸工、弾薬積載エリアでの埋立て、土砂積上げ場となるN1、N2護岸工、将来の大浦湾の埋立に備えた辺野古側への土砂仮置工、死傷 . . . 本文を読む
防衛局は11月20日から、宮城島からの辺野古埋立土砂を中城湾港から積み出しているが、沖縄総合事務局が中城湾港の使用許可を出したことは、港湾法上、多くの疑義があると昨日のブログ等でも指摘してきた。
今日(11月25日)、「うりずんの会」(県選出野党国会議員団)がこの問題について沖縄総合事務局への緊急ヒヤリングを行った。赤嶺政賢、屋良朝博、新垣邦男、高良鉄美各議員と、山内末子、平良識子県議、照屋 . . . 本文を読む
11月20日(水)から、辺野古・大浦湾の埋立のためにうるま市・宮城島からの土砂調達が始まった。21日には、大勢の市民らが宮城島の鉱山(採石場)前に座込んで抗議を続けた。
宮城島を出たダンプトラックは、中城湾港でガット船に土砂を積込んでいる。中城湾港は沖縄県管理の港湾なので、岸壁や荷さばき地を使用するためには県港湾管理条例に基づき、知事の許可が必要となる。私も20日、辺野古から中城湾港に向かい . . . 本文を読む
今日(11月20日・水)は朝から辺野古へ。
浜のテントに寄り、久しぶりに抗議船に乗せてもらおうと思ったが、今日の海上行動は昼までということで断念。キャンプ・シュワブのメインゲート前の集会に参加した。今日は水曜日で、沖縄平和市民連絡会や糸満島ぐるみ会議等、参加者が多い。
昼前、弾薬庫の工事用ゲートに向かう。途中、美謝川切替工事現場のゲート前でも朝からダンプトラックが出入りしているということ . . . 本文を読む
沖縄防衛局は設計変更申請で、主に沖縄南部地区からの土砂調達を中心に考えていたが、戦没者遺骨の問題で反対の声が高まり、奄美大島からの土砂調達に向けた具体的な作業に入った(しかし、防衛局は今も南部地区からの土砂調達を諦めたわけではない。今後も南部地区からの土砂調達計画への反対運動を強めなければならない)。
すでに、衛局は、鹿児島県や奄美の4市町村に説明に訪れ、10月には奄美のいくつかの採石場や土 . . . 本文を読む
沖縄平和市民連絡会が、安和桟橋前の死傷事故後の対応について、沖縄県土木建築部長らと意見交換 --- 土建部長も「車両乗入部は歩行者優先」と認める!--- 大量の警備員による歩道封鎖に毅然とした対応を!
昨日(11月14日・木)、沖縄平和市民連絡会は、6月28日、安和で発生した死傷事故後の対応について、沖縄県土木建築部との意見交換を行った。
県は、土建部長の他、統括監、道路管理課長、港湾課長、海岸防災課副参事等が対応、我々は、沖縄平和市民連絡会、本部町島ぐるみ会議の10名が出席した。
以下、事前に提出していた我々の要請書と、当日の県の回答である(県とのやり取りは赤字で記載)。
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防衛局は、今日(11月13日・水)、辺野古崎の③ー1地区に土砂を投入した。昼のNHKテレビは、「国が代執行で設計変更を承認した区域での初めての埋立」と大きく報道した。 また、11月8日には、大浦湾での地盤改良工事(サンドドレーン工法)の事業者を決めるための入札公告を行ったが、NHKテレビは、これらの動きを「工事がより一層本格化している」と強調した(注 サンドドレーン工法は今回の3件の工事で13, . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業を巡っては、沖縄県と国との法廷闘争以外にも、辺野古周辺住民らも国を相手に3件の抗告訴訟を提起している。 これらの住民の抗告訴訟でも、原告適格の問題で却下されることが多かったが、本年5月15日には、福岡高裁が4人の原告適格を認め、一審判決を破棄して那覇地裁に差し戻す画期的な判決が出された。国は多くの反対を押し切り、最高裁に上告したが、この間、県との訴訟で国に忖度したような門前払 . . . 本文を読む
昨日(11月7日・木)、沖縄平和市民連絡会は、沖縄防衛局が進めている辺野古新基地建設事業の設計・監理業務契約で、「独占禁止法」に違反する行為があるとして公正取引委員会に申立てを行った。日本工営の談合疑惑を調査するようにという申立てである。 独占禁止法第45条では、「何人も、この法律の規定に違反する事実があると思料するときは、公正取引委員会に対し、その事実を報告し、適当な措置をとるべきことを求める . . . 本文を読む
今年も恒例のZENKOのスピーキングツアー。 私は、11月26日(火)、京都に赴き、午後6時半から教育文化センターで、「辺野古の現状と課題」について、お話しをさせていただきます。 お近くの方は是非、おいでください。 今すぐ戦争とめよう!対話で平和を!ZENKOスピーキングツアー . . . 本文を読む
11月2日(土)は、朝から辺野古へ。オール沖縄会議主催の辺野古大行動に参加した。選挙が終わったこともあり、久しぶりに750名ほどの人たちが集まった。 特に目だったのは、若い人たちが多く参加してくれていることだ。また、本土からの参加者も多い。この日も、東京、静岡等からの古い友人たちと会った。 衆院選で勝利した沖縄選出野党国会議員団「うりずんの会」の3名の議員らの挨拶に会場は盛り上がった。他にも、「 . . . 本文を読む
今日の琉球新報に、昨日の日米合同委員会で国道329号を跨ぐ陸橋の整備が合意されたという小さな記事が掲載されていた。 辺野古の工事に関連して、辺野古弾薬庫の第2ゲートの少し名護側に、国道を高架で超えて大浦湾に埋立土砂を搬送するための工事用仮設道路①を設置することになっているのでその工事かと思った。しかし、日米合同委員会の合意事案概要を見ると、少し前まで辺野古の工事用ゲートとして使われていた付近に陸 . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業の現状と課題をまとめた、新しい「辺野古問題資料集」(2024.10版)を発行しました。 A4版28頁(カラー)で、講演の際のパワーポイント 112枚を収録したものです。 ご希望の方にはおわけしますので、下記宛にご連絡ください。1部 300円(送料 270円)です(2部の場合は送料 320円)。 chuyokinawa@yahoo.co.jp 次のような内容です。・沖縄県の行 . . . 本文を読む