昨日(2月7日・金)の午後、金武湾で待機していたサンドコンパクションパイル(SCP)工法作業船が大浦湾に入り、今、大浦湾には5隻のSCP船が集中している。
地盤改良の前に必要な海底への敷砂がまだほとんど進んでいないにもかかわらず、これだけ多くのSCP船を入れたのは何故なのか? 巨大なSCP船が集中している光景を見せつけて、もう工事はここまで進んでしまったと県民を諦めさせることがその目的だろう . . . 本文を読む
大浦湾ではとうとう地盤改良工事が始まり、連日、敷砂・砂杭のために大量の海砂が使用されている。先日のブログにも書いたように、県が出した許可書の指示内容が無視されたまま海砂が採取されているのだが、残念なことに県は毅然と対応できていない状態が続いている(詳しくは1月30日のブログ参照)。
そのような中、名護市東海岸・安部区の区長さんが1月30日、県議会に海砂採取の総量規制を求める陳情書を提出された . . . 本文を読む
1月29日から3日間、全国44都道府県の自治体議員ら325名が那覇に集まり、全国地方議員交流研修会が開かれた。3日目の31日(金)は、南部戦跡と辺野古現地視察。辺野古には、バス4台で160名の方々が来られた。
私は2号車に同乗。行き来の車中やメインゲート前での全体集会、そして瀬嵩の浜に移動して、現在の工事の現状や問題点等について説明した。
大浦湾には、今朝もサンドコンパクションパイル(S . . . 本文を読む
今日(1月30日・木)は、東恩納琢磨名護市議と、名護市東海岸安部区長の海砂採取の中止を求める沖縄県土木建築部への要請行動に同席しました。
安部区がこの日、県議会に提出した陳情書の要請事項は次の2点です。
1.安部区海岸一帯の海砂利採取は多大な環境破壊をもたらすため、海砂利採取の中止を求めます。
2.豊かな沖縄の自然を後世に伝えていくために、県として海砂利採取の全面禁止を行うこと。
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今日(1月28日・火)は、本部町島ぐるみ会議と沖縄平和市民連絡会の、本部塩川港の問題について沖縄県土建部交渉でした。
塩川港では、辺野古埋立土砂海上搬送のために、県がベルトコンベア設置を許可してきました。しかし、昨年6.28の安和桟橋出口部での死傷事故の後、県は、「事故の原因究明と安全対策を行うまではベルトコンベアを使用しないこと」という許可条件をつけ、使用は停止していました。ところが防衛局 . . . 本文を読む
与那国町長が本年1月14日、石垣市で開かれた「尖閣諸島開拓の日を祝う宴」で、「邪悪な国家に対して、常に一戦を交える覚悟、差し違える覚悟が問われている」と述べたという(2024.1.14 八重山新報)。同町長は、昨年5月3日、東京都内で開かれた憲法改正の発議を求める集会でも、憲法改正に言及し、「一戦を交える覚悟が今、問われている」と強調している。
1月22日には、与那国町を訪れた中谷防衛相と面 . . . 本文を読む
大浦湾地盤改良の準備で、海砂採取運搬船「太海丸」が今日も許可書の指示内容に違反する操業! --- 安部区での住民説明会が行われておらず、名護市東海岸での辺野古用海砂採取は許されない。沖縄県も業者を指導
今日(1月22日・水)は、朝から辺野古に行き、瀬嵩の丘で大浦湾の工事の状況を見渡した。
サンドコンパクションパイル(SCP)工法の作業船が2隻となり、海上ヤード工の捨石投下、トレミー船での敷砂散布、地質調査船、埋立土砂運搬船等の作業船がぎっしりとひしめいていた。しかし、先週から止まっているA護岸工の打ち込み現場は今日も作業船が離れ何の動きもない。よほど深刻な問題が発生したものと思われる。
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1月19日(日)、大浦湾に地盤改良工事のためのサンドコンパクションパイル工法作業船(SCP船)が大浦湾に入った。昨日(20日・月)にはもう1隻のSCP船も来た。金武湾には、さらに3隻のSCP船が待機しているというから、合計5隻にもなる。
確かに計画では、C1護岸部では同時に3隻、C3・係船機能付護岸部では2隻のSCP船を並べて地盤改良工事を行うことになっている。それでも地盤改良工 . . . 本文を読む
(以下、赤字部分は20日・月に加筆したものである。)
昨日(18日・土)は、東京弁護士会人権擁護委員会沖縄部会の弁護士さん8名の安和・塩川視察に同行した。
昨年もこの時期に辺野古に案内したので、那覇からのバスでは代執行以降の事業の状況を説明。現地では土砂搬送の状況や、昨年6月28日の安和桟橋での死傷事故等について説明した。
驚いたことに、安和桟橋出入口の車両乗入部の両側には、ポール . . . 本文を読む
昨年11月、県東海岸の中城湾港から大浦湾に、宮城島の鉱山の土砂の海上搬送が始まった。中城湾港は県管理の港湾だが、今回は、港湾整備のために国が一時的に管理している用地・岸壁に、沖縄総合事務局が辺野古受注業者への国有財産使用許可を出したのである。港湾法では「港湾は地方自治体の管理」とされており、国は港湾管理者とはなれないから、このような手法は「脱法行為」と言わざるを得ない(詳細は昨年11月25日のブ . . . 本文を読む
昨年6月28日、安和桟橋出口部での、辺野古への土砂を搬送するダンプトラックによる死傷事故から半年以上が経過した。警備員さんが亡くなられたことは痛恨の極みだが、一時は重篤状態だった被害女性が昨秋、やっと退院され、リハビリ生活に入ったというので、とりあえずはほっとしているところだ。
事故後、県は「事故原因が究明され、安全対策がとられるまでの間は土砂搬送を中止すること」と指示し、しばらく工事は止ま . . . 本文を読む
昨日(1月9日・木)は、辺野古・大浦湾から本部塩川港・安和桟橋をまわった。代執行の後、ちょうど着工から1年になる大浦湾の工事の状況についてまとめてみよう。
今夜のNHK沖縄ニュースは、「代執行着工1年」として工事の状況を報じたが、そこでは何度も、「計画から遅れ」、「遅れが目立つ」と繰り返されていた。工事は決して順調には進んでいないのだ(なお、このNHK沖縄ニュースは、工事の遅れとともに、昨年 . . . 本文を読む
今年は、辺野古新基地建設事業にとって大変な年になるだろう。防衛局は、特に昨年後半から、なりふり構わずに強引な工事を次々と進めている。このままでは、大浦湾は壊滅的に破壊されてしまう。県民の頑張り、そして何よりも沖縄県の毅然とした対応が求められている。
防衛局は、昨年末(12月18日)、駆け込むように大浦湾に砂を投入し、「地盤改良工事に着手」と大きく発表した。確かに地盤改良工事で砂杭を打ち込むた . . . 本文を読む
今日(12月27日・金)、沖縄県北部土木事務所は、本部塩川港から辺野古埋立土砂を海上搬送するための来年1月分のベルトコンベア使用許可を出してしまった。
本部町島ぐるみ会議は12月20日、県土建部統括監らに対して申入れを行い(12月22日のブログ参照)、年内の再交渉を申し入れていたのだが、県は話し合いの場を持つこともなく許可してしまったのだ。
本部塩川港でのベルトコンベア使 . . . 本文を読む
大浦湾の地盤改良工事のためのサンドコンパクション(SCP)作業船は、既に12月初めから金武湾や中城湾港に待機しており(本ブログ12月5日、12月7日参照)、年内にも大浦湾に入ってくるといわれている。今日(25日)、作業船を大浦湾に回送し、明日から作業に着手するという情報があったので、県の担当課にも確認したが、「現時点で防衛局からの連絡はない」とのことだった。
そもそも、大浦湾では地盤改良工事 . . . 本文を読む