一昨年、東村で購入したカクチョウランが今年も開花した。最近はなかなか高江にも行けないが、やはりベランダではなく、山の中で見たい花だ。
4月24日、東京都民が提訴した高江への警視庁職員派遣のための費用の返還を求める住民訴訟の口頭弁論で、私も証言台に立つ。それまでに、是非、高江の森の雰囲気に十分したってから行きたいものだ。
沖縄県が、公文書開示の際の写しの交付 . . . 本文を読む
昨日、辺野古埋立承認撤回の執行停止の取消し訴訟の第1回口頭弁論が開かれた。そこで原告のMさんが口頭で意見陳述をされた。
以下、Mさんの了解をいただいたので、彼女の陳述書の全文を掲載する。この訴訟に寄せる地元の人たちの思いを知るためにも、是非、お読みください。
陳述書
1 私は、申立人番号15の●●です。
私は昭和15年に金武町で生まれ、1965年に婚姻し、そのころ . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業は、沖縄県の埋立承認撤回に対して、防衛局は国土交通大臣に行政不服審査請求を行い、国土交通大臣が県の撤回を執行停止したため、工事は再開されてしまった。辺野古近郊の住民ら15名が、この国土交通大臣の執行停止決定の効力停止を求める訴訟をおこしたのだが、今日(3月28日)、その第1回口頭弁論が開かれた。
沖縄県も先日、この執行停止決定の取り消しを求める訴訟を提訴したが、地 . . . 本文を読む
本部港(塩川地区)から辺野古への土砂海上搬送を許さないために、昨日(26日)は本部町島ぐるみ会議の皆さんと一緒に本部町長に申入れたが、今日は「基地の県内移設に反対する県民会議」として県への要請行動を行った。
県からは、松島土建部統括監監をはじめ、港湾課長、海岸防災課長、辺野古新基地問題対策課長らが対応した。
松島統括監は最初に、「本部町に権限を委譲しており、町が判断されること。ただ、 . . . 本文を読む
本部港(塩川地区)が昨秋の台風で破損したが、その修復工事がまもなく完了する。4月から利用可能だということで、すでに防衛局は本部町に辺野古への土砂搬送のための運搬船の岸壁仕様許可申請等を提出している。現在は、琉球セメント安和桟橋から辺野古への埋立土砂搬送が続いているが、本部港(塩川地区)が利用できるようになると、埋立工事は加速すると報道されている(ただ、現状ではいくら海上搬送をしても陸揚用護岸がな . . . 本文を読む
3月25日(月)、辺野古の新しい工区(②工区)への土砂投入が始まるというので、抗議の海上大行動が行われた。私も久しぶりに海に出た。カヌーは約50艇、抗議船はマスコミ用の船を含めて9隻。私は「里号」を担当した。
生憎の天候で南の風が風速8m~10mの強さで吹いている。汀間漁港を出て航路入り口までは真向いの風となり、船はバタンバタンと波を切って全身、びしょ濡れになった。里号は小さい船 . . . 本文を読む
大浦湾の軟弱地盤問題はますます深刻な実態であることが明らかになってきた。この問題について、連日、各方面から問い合わせをいただく。今日は、一般の方には少し分かりにくいかもしれないが、「海面下70m以深は地盤改良の必要はない」という主張への具体的な反論をしておきたい。
海面下90mまで谷埋堆積土(粘性土)が続いていることが判明したB27地点についての調査が十分に行われていないことが大きな問題 . . . 本文を読む
3月23日(土)は、沖縄平和市民連絡会の辺野古問題学習会。
まず、ちょうど来沖されていたジュゴン訴訟の弁護団からの報告の後、徳田博人琉球大学教授が講演。「埋立承認撤回をめぐる国と県の現状 県民投票をどう生かせるか」とについて分かりやすくお話しされた。そして私が、「辺野古新基地はつくれない」と題して、特に軟弱地盤問題を中心に話をした。
会場には130名ほどの人たちが参加。講演の . . . 本文を読む
今日、参議院予算委員会で、福島みずほ議員、森ゆう子議員らが辺野古の問題を取りあげた。さらに、森ゆう子議員が防衛省に質問していた事項が、まとめて予算委員会理事会に提出された。
これらの内容から、昨日のブログを一部、加筆したので参照されたい。
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明日(23日・土)は、沖縄平和市民連絡会の学習会です。
午後4時~7時 . . . 本文を読む
大浦湾の軟弱地盤は、海面下90mまで達していることが明らかになり、ますます深刻な問題となってきた。
政府は、高まる批判に、3月15日、全ての土質調査結果と「設計施工検討報告書」(以下、「報告書」)をやっと公開した。ここ数日、1万頁にも及ぶ資料の検討に追われている。
この報告書では、「改良深度等については、専門工事業者へのヒヤリングから現有作業船の能力等を考慮し、改良可能な最大深度は水面下 . . . 本文を読む
3月19日(火)、朝から東京へ。午後5時から参議院議員会館で立憲フォーラム主催の院内集会に出席した。
当初は、私の軟弱地盤問題に関する講演だけの予定だったが、16日の県民大会の決議文を政府に届けるために来られたオール沖縄会議の稲嶺進さん、高里鈴代さん、安次富浩さんらも合流され、内容の濃い集会となった。
(参議院議員会館講堂で行われた院内集会)
(稲嶺 . . . 本文を読む
今日(18日・月)は、県議会土木環境委員会で、平和市民連絡会として提出した海砂採取の総量規制制定を求める陳情の審議があるというので傍聴に行った。環境部がまとめた陳情の処理方針では、「県としては、今後、海砂利の採取による環境への影響の有無に関する情報の収集に努め、条例の制定については、その必要性を含めて検討していきたいと考えております」というにとどまるものだった。
途中、QABのイン . . . 本文を読む
15日(金)に防衛省が、今まで行政不服審査請求の審査中だとして公開を拒否していた辺野古新基地建設事業に係る土質調査の報告書や設計施工の検討書などをやっと国会に提出した。31件、1万頁にもなる膨大な資料なので、詳細な検討には時間がかかるが、大まかな問題点については、昨日のブログにもまとめたので参照されたい。
そこでも書いたが、辺野古新基地建設事業が不可能となる新たな事実が見つかったので、再度、 . . . 本文を読む
今日(16日・土)は那覇市の新都心公園で、「土砂投入を許さない! ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める県民大会」が開かれた。
防衛局は、県民投票で圧倒的に示された民意にもかかわらず、25日からは新たに「②工区」へも土砂を投入しようとしている。こうした工事強行を許さないと、会場には1万人を超える人たちが集まった。
多くの人たちが集まって元気づけられた県民大会だっ . . . 本文を読む
3月14日(木)、辺野古新基地建設事業について防衛局が実施した平成29年度の環境影響評価の事後調査報告書を審査する沖縄県の環境影響評価審査会を傍聴した。審査会としての答申を知事に提出し、知事が保全措置要求を出すこととなる。
防衛局の「平成29年度 事後調査報告書」
昨年まではかなりの数の傍聴者がいたが、今年は傍聴者も少ない。石垣島のリゾート施設建設計画に係る環境影響評 . . . 本文を読む