1月19日(日)、大浦湾に地盤改良工事のためのサンドコンパクションパイル工法作業船(SCP船)が大浦湾に入った。昨日(20日・月)にはもう1隻のSCP船も来た。金武湾には、さらに3隻のSCP船が待機しているというから、合計5隻にもなる。
確かに計画では、C1護岸部では同時に3隻、C3・係船機能付護岸部では2隻のSCP船を並べて地盤改良工事を行うことになっている。それでも地盤改良工 . . . 本文を読む
(以下、赤字部分は20日・月に加筆したものである。)
昨日(18日・土)は、東京弁護士会人権擁護委員会沖縄部会の弁護士さん8名の安和・塩川視察に同行した。
昨年もこの時期に辺野古に案内したので、那覇からのバスでは代執行以降の事業の状況を説明。現地では土砂搬送の状況や、昨年6月28日の安和桟橋での死傷事故等について説明した。
驚いたことに、安和桟橋出入口の車両乗入部の両側には、ポール . . . 本文を読む
昨年11月、県東海岸の中城湾港から大浦湾に、宮城島の鉱山の土砂の海上搬送が始まった。中城湾港は県管理の港湾だが、今回は、港湾整備のために国が一時的に管理している用地・岸壁に、沖縄総合事務局が辺野古受注業者への国有財産使用許可を出したのである。港湾法では「港湾は地方自治体の管理」とされており、国は港湾管理者とはなれないから、このような手法は「脱法行為」と言わざるを得ない(詳細は昨年11月25日のブ . . . 本文を読む
昨年6月28日、安和桟橋出口部での、辺野古への土砂を搬送するダンプトラックによる死傷事故から半年以上が経過した。警備員さんが亡くなられたことは痛恨の極みだが、一時は重篤状態だった被害女性が昨秋、やっと退院され、リハビリ生活に入ったというので、とりあえずはほっとしているところだ。
事故後、県は「事故原因が究明され、安全対策がとられるまでの間は土砂搬送を中止すること」と指示し、しばらく工事は止ま . . . 本文を読む
昨日(1月9日・木)は、辺野古・大浦湾から本部塩川港・安和桟橋をまわった。代執行の後、ちょうど着工から1年になる大浦湾の工事の状況についてまとめてみよう。
今夜のNHK沖縄ニュースは、「代執行着工1年」として工事の状況を報じたが、そこでは何度も、「計画から遅れ」、「遅れが目立つ」と繰り返されていた。工事は決して順調には進んでいないのだ(なお、このNHK沖縄ニュースは、工事の遅れとともに、昨年 . . . 本文を読む
今年は、辺野古新基地建設事業にとって大変な年になるだろう。防衛局は、特に昨年後半から、なりふり構わずに強引な工事を次々と進めている。このままでは、大浦湾は壊滅的に破壊されてしまう。県民の頑張り、そして何よりも沖縄県の毅然とした対応が求められている。
防衛局は、昨年末(12月18日)、駆け込むように大浦湾に砂を投入し、「地盤改良工事に着手」と大きく発表した。確かに地盤改良工事で砂杭を打ち込むた . . . 本文を読む