チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

平和市民連絡会が沖縄県に、土砂投入までの埋立承認の「撤回」を求める要請行動 /// 6月17日(日)に、さくらさんを偲ぶ会

2018年05月15日 | 沖縄日記・辺野古

 15日(火)朝、辺野古の浜のテントで、昨年12月に亡くなられたさくらさんの偲ぶ会の実行委員会の打合せを行なった。ご遺族の方、彼が沖縄に来るまでに活動していた関東の組合関係者の方、そして沖縄での海上行動の仲間たち、ゲート前の人々、救援関係者などが集まり、彼のことを語り合う場にしたい。詳細は案内チラシでお知らせするが、とりあえず下記のような内容が決まった。

 日時:6月17日(日)午後1時~4時

 会場:名護市中央公民館2階    参加費:500円

 参加申込:pzyamahide@lemon.plala.or.jp  (山本英夫)

 是非、お集まりください。

 

 午後、那覇に戻る。午後4時から平和市民連絡会として、県に土砂投入までに埋立て承認の撤回を求める要請行動に参加した。30名ほどが参加。県からは渡嘉敷知事公室統括監、多良間新基地対策課長、永山海岸防災課長らが出席した。

 最初に申入書を読み上げた後に統括監に手交。私から、埋立承認「撤回」の事由となる防衛局の違法・違反行為について説明。このまま土砂が投入されれば、さらに留意事項の違反行為が増えること、絶滅危惧種のサンゴ類を中に残したまま土砂を投入することは許されないこと、また、現状の護岸高は最終天端高よりもまだ4.5mも低く、このまま土砂を投入すれば台風時には高波が護岸を超え、災害や海の汚濁を引き起こすことなどを説明した。

 県の回答はもう少し踏み込むかと思ったが、従来の枠を出ず、期待はずれに終った。ただ、「撤回」のための手続についての質問に対して、「聴聞などの諸手続があり、2週間から1ヶ月前には始める必要がある」と答え、「撤回」に向けた検討作業がかなり進んでいることだけは分かった。また、現状の護岸がまだ低く、このまま土砂を投入することは問題だという点については、海岸防災課長が防衛局に照会すると約束した。

 ただ、全体として、7月にも予想される土砂投入という決定的な事態に対する危機感が感じられず、参加者からの強い怒りの声が集中した。

 さらにこの間、明らかになった大浦湾の軟弱地盤の問題や、沖縄高専等が米国防総省の高さ制限を超えている問題等ついても、新基地の立地条件そのものが問われている問題だが、「検討中」というだけで、具体的な回答がなかったことは残念だ。

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