沖縄平和市民連絡会は、6月21日、公有水面埋立事業における県外土砂持込みに際して、特定外来生物の侵入を防止するための土砂条例の改正を求める陳情書を県議会に提出した。6月29日、土木環境委員会でこの陳情が審議されるというので、傍聴した。
辺野古新基地建設事業もいよいよ8月中旬には土砂投入が始まるが、最初の埋立土砂は本部・国頭から運ばれるので、県外からの土砂搬入はもう少し先になる。
しかし、 . . . 本文を読む
辺野古新基地建設の立地条件そのものにかかわる重要な問題として、活断層や軟弱地盤の問題に加えて、飛行場周辺の高さ制限の問題が浮上している。
米国防総省の「統一技術基準書」では、滑走路の周囲2286mの範囲の高さ制限が45.72mとされている。辺野古新基地の滑走路の高さは標高8.8mなので、高さ制限は標高54.52mとなる。これ以上の高さの建築物等があってはならないのだ。
本年4 . . . 本文を読む
今日(25日・月)は、4月以来の海上座りこみ行動。午前5時45分頃に那覇を出発、午前7時から第2テントでのミーティングに参加。 今日は、カヌーは70艇、そして船も9隻の大行動となった。
汀間漁港に移り、Mさんと「美ら海」を担当。珍しく静かな大浦湾を飛ばして辺野古に向かう。
(最初の抗議行動でフロートの中に入り、拘束されたカヌーメンバーらを曳航して工事現場に戻る。)
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6月23日(土)は、沖縄戦の組織的戦闘が終ったという「慰霊の日」。朝、摩文仁の平和祈念公園で開催される沖縄全戦没者追悼式に参加した。沖縄では不思議なことに、この「慰霊の日」までには梅雨が明ける。今年も、今日、梅雨明けが宣言され、うだるような炎天となった。
平和祈念公園の平和の礎には、今年も多くの遺族たちが花を手向けていた。
沖縄平和市民連絡会は、毎年 . . . 本文を読む
今日(21日・木)は、テレビの報道番組の取材があり、朝から辺野古へ。瀬嵩の灯台跡の丘に登り、大浦湾を見下ろしながら、軟弱地盤等の問題について説明をした。
この軟弱地盤問題は、大きな反響を呼び、今も取材が相次いでいる。明日(22日)も東京の新聞社が尋ねてくる。
午後、大急ぎで那覇に戻り、目取真俊さんの「米軍・日本政府による人権侵害を許さぬ国賠訴訟」の口頭弁論を傍聴した。
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一昨年、高江では、全国から派遣された約500名、沖縄県警を合わせると1000名もの機動隊の圧倒的な暴力によって、ヘリパッド造成工事が強行された。これに対して、機動隊の派遣元になった本土の6府県の市民らが沖縄と連帯しようと住民監査請求に立ち上がり、東京、名古屋、福岡では住民訴訟が提訴されている。
沖縄平和市民連絡会も、県外からの機動隊の沖縄での活動費(ガソリン代、修理費等)を沖縄県が . . . 本文を読む
6月17日(日)、名護市でさくらさんの偲ぶ会が開催された。会場は、彼が昔活動していた神奈川等の労組関係者や、辺野古の海上行動の仲間たち80名ほどの参加でぎっしり。「森の映画社」がまとめてくれた彼の海上行動の映像の後、皆が次々と彼の思い出を話した。
いろんな方が、次々と彼の思い出を話す。横浜相模原で米軍戦車を止めた闘い、三里塚の闘い、そして屠場労組結成の話しなどが次々と語られ、時々、会場は . . . 本文を読む
長く闘病生活を続けながらも、辺野古の抗議船船長として、そして辺野古・高江の不当弾圧に対する救対として頑張り続けてくれたさくらさんが亡くなって6ヶ月。明日(17日・日)、名護で偲ぶ会を開催します。
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沖縄防衛局は、6月12日(火)、沖縄県に辺野古埋立事業に関する赤土等流出防止条例に基づく事業行為通知書を提出した。そこでは、「事業開始日」が8月17日とされていたという。いよいよ土砂投入の具体的なスケジュールが明かになった。
(6月12日現在の辺野古側の工事状況。後、約221mで外周護岸が仕切られる)
現地で工事の進捗状況の . . . 本文を読む
6月14日(木)、朝から強い雨が降り続いた。海も大荒れで、浜のテントも撤収したという。護岸工事も行なわれていないようだ。
荒天の中、ゲート前には100名近い人たちが座りこんだ。今日は、強制排除の状況を監視するため、弁護団も来てくれている。
午前9時前、工事車両が着き、機動隊の規制が始まった。両手足をかかえられ、歩道に作られた仮設の「檻」に次々と閉じ込められる。こんな拘束が何故、許されるの . . . 本文を読む
6月13日(水)、今日は本部港から石材を搬送してきた台船が大浦湾に入るというので、海上行動は午前6時集合となった。しかし私は、最近の体調もあり、午前4時半に那覇を出発するのはどうしても無理だ。ゲート前の座りこみに参加するため、つれ合いと二人、少し遅れて辺野古に向かった。
午前9時前、機動隊が出てきて強制排除が始まった。
今日もゲートに入るダンプは、過積載の車両が多い。荷台から石材 . . . 本文を読む
以下、月4日(月)に行なわれたオール沖縄会議の防衛局長交渉の全記録です。
オール沖縄会議、うりずんの会 防衛局長交渉の記録
*日時:2018年6月4日(月)
*出席者
・沖縄防衛局 中嶋防衛局長、高木次長、遠藤次長、井上調達部長、伊藤企画部長 以下●印
・オール沖縄 以下〇印
稲嶺進共同代表、山本隆司事務局長、 . . . 本文を読む
6月8日(金)、早朝から辺野古へ。台風が近づいており、海上行動が危ぶまれたが、なんとか2隻の抗議船と12艇のカヌーを出すことができた。私はNさんと久しぶりの「不屈」を担当。
日曜日にも台風が近づきそうだが、防衛局は目立った台風対策をせず、今日もK4護岸の捨石投下を続けている。外側の進入防止のためのフロートは、下をアンカーで止めているだけなので、台風が来ればひとたまりもない。3年前には、何 . . . 本文を読む
6月6日(水)は、沖縄平和市民連絡会として、午前、午後の2回にわたって辺野古の問題で沖縄県と意見交換をした。午前は、県土保全条例の改正問題について企画部統括監、土地対策課長と協議。午後は、先日から始まった辺野古埋立のための赤土等流出防止条例の手続について環境保全課長、海岸防災課長、辺野古新基地対策課副参事らと話し合った。
●県土保全条例について
県土保全条例の改正問題については、以前の . . . 本文を読む