今日(5月30日・日)は、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の総会。当初は北九州で開催が予定されていたが、コロナ禍のためにオンライン会議となった。それでも各地から60名近い人たちが参加して、知事が設計変更申請を不承認とした際の取組について活発な議論が続いた。
冒頭は、具志堅隆松さんの特別講演。私も「知事の不承認後の政府の動きと市民の運動」について問題提起をさせてもらった。
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防衛局は現在、美謝川切替工事の入札を進めている。6月18日に開札予定だから契約(着工)は7月上旬と思われる。美謝川は大浦湾の中央部に流れ込んでいるため、事前に切替えないと埋立工事に着手できない。辺野古新基地建設事業の帰趨を握る重要な工事である。
美謝川は河川法が適用されない法定外公共物で、米軍への提供区域内は国、辺野古ダムと水道施設部分は名護市が所有・管理している。名護市の法定外公共物管理条 . . . 本文を読む
本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題で、明日(28日・金)、県の北部土木事務所長との交渉が予定されていました。しかし、先ほど連絡があり、職員の家族がコロナに感染し、その職員も体調を崩しているということで延期してほしいとのことでした。新しい交渉の日程は、月曜日に連絡するということです。
また、昨日は当初、名護市長の美謝川切替工事のボーリング調査に関する文書 . . . 本文を読む
今日(5月26日・水)、本部塩川港でベルトコンベアが動き始めたという連絡が入った。辺野古への土砂海上搬送が加速してしまう。しかし、この沖縄県の港湾施設用地使用許可には多くの疑問点があり、絶対に認められない。
県は、昨年1月から1年以上も許可を出さずに頑張ってきた。県民感情等を配慮すれば許可を出すことはできなかったのだ。その間、業者や国等からも多くの圧力があったとも聞く。県が1年以上も許可を出 . . . 本文を読む
今日(5月25日・火)は朝から、ベルトコンベヤの様子を監視するため本部塩川港へ。
頻繁にダンプトラックが行き来しているが、ダンプトラックの台数をカウントする2人以外には、わずか2人がいるだけだった。緊急事態宣言ということでオール沖縄会議の抗議行動は休止されているが、防衛局はおかまいなしに工事を続行している。そんな中でも現場での監視を続ける皆さんには頭が下がる。
私がいた午前中は、土砂の仮 . . . 本文を読む
本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題に関して、また、沖縄県がとんでもない対応をしてしまった。怒りが収まらない。
本部町島ぐるみ会議や私たちは、5月21日(金)、土木建築部の統括監や港湾課長と話をした。決裁権者は北部土木事務所長だというので、今週には北部土木事務所長に面談を求める予定だった。
ところが、今日、北部土木事務所に連絡すると、なんと本日付で6月分のベルトコンベア設置を許可したと . . . 本文を読む
5月21日に行った本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題についての沖縄県交渉の全記録(一部省略)です。
ベルトコンベアの設置申請は1年以上前から出されていました。県は、辺野古への土砂海上搬送が加速してしまうと危惧する県民の強い反対の声に今まで許可を出することができませんでした。ところが、今年の4月、業者や国の圧力に屈して許可をしてしまったのです。
そして、「濁水処理対策が改善されたので . . . 本文を読む
今日(5月20日・木)、とうとう本部塩川港に土砂積込用のベルトコンベヤが搬入された。私は、糸満市当局と南部の鉱山開発問題についての意見交換のために現地には行けなかったが、さっそくNさんが写真を送ってくれた。予想以上に巨大なものだ。
今回は2基の設置だが、いずれ4基に増やされる可能性がある。巨大なベルトコンベアが作業のない日も常時置かれ、今後、何年にもわたって、本部塩川港は辺野古への土砂搬送業 . . . 本文を読む
5月19日(水)、辺野古から本部塩川港へ。途中、本部塩川港でベルトコンベアの設置作業が始まったという連絡が入った。
辺野古での所用を終え、急いで本部塩川港に向かう。現地では、ベルトコンベアに土砂を積込む際、一時的に土砂を入れる鋼製桝の組立が始まっていた(詳細は下の図面参照)。さらに3ヵ所のバースに台船を係留し、土砂の積込みが続いているので港は騒然としている。
下が、ベ . . . 本文を読む
今日(5月18日・火)、豊見城市議会の臨時会が開かれ、総務財政常任委員会で「沖縄本島南部からの土砂採取計画を断念すべきとする意見書の提出を求める陳情」の審議が行われた。
豊見城市議会は3月26日、「辺野古」の文字が入っていない意見書だったが、一部野党が反対して否決した。具志堅隆松さんのハンストをきっかけにして県内の各市町村議会が決議をあげている中で、豊見城市議会の意見書否決は県内初であった。 . . . 本文を読む
沖縄防衛局は本年4月、大浦湾に流れ込む美謝川切替工事の入札公告を行い、7月初め頃から工事着手の準備を進めている。美謝川は大浦湾の埋立予定地の中央部に流れ込んでいるため、ルートを切替ないと埋立工事に着手できない。辺野古新基地建設事業の帰趨を握る重要な工事である。
しかし防衛局は大浦湾の軟弱地盤等のために大幅な設計変更申請を強いられている。知事が許可しない場合は、大浦湾の工事はいっさいできないの . . . 本文を読む
今日(5月15日・土)、「魂魄の塔」前で「鉱山開発をさせない連帯の集会」が開催された。梅雨の中休みで強い陽ざしが照りつけていたが、昨日、知事が措置命令を出したばかりで皆の関心も高く、延べで60人ほどの人たちが集まった。
私は、昨日の知事の措置命令の内容について説明。今後、業者との協議で県が毅然と対応していくよう見守っていく必要があると訴えた。
他にも、具志堅隆松さんを始め、御遺族の方、ハ . . . 本文を読む
「魂魄の塔」横での新たな鉱山開発届に対して、今日(5月14日)、知事が正式な措置命令を出した。
この間、開発業者の高飛車な対応に、あるいは県が一歩引きさがるのではないかとも危惧されたが、なんとか4月16日に業者に通知した措置命令案から後退することはなかった。
下が、県が発出した正式な措置命令の内容。下線部分が4月16日の案から追加された部分である。遺骨収集の主体が明確にされたことは良かっ . . . 本文を読む
「魂魄の塔」横の鉱山開発計画に対して、私たちは知事が、自然公園法第33条2項に基づく、事業中止命令か、少なくとも一部制限命令を出すように要請してきた。
しかし知事は4月16日、「遺骨の有無について関係機関と連携して確認」、「風景を保護するための植栽等の措置」、「原状回復」、「上記の各措置について県との事前協議」等を命じる措置命令を予定していると業者に通知するとどまり、事業中止や一部制限命令に . . . 本文を読む
今日(5月11日・火)の琉球新報の「論壇」に、私の「本部塩川港の港湾使用許可の問題点」が掲載されました。
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今朝早く、本部塩川港に監視行動に行ったメンバーから、電話が入った。我々が抗議していた高さ1.1mの大型土嚢が、半分ほどの高さにに造りなおされたという。
北部土木事務所に電話をして確認したところ、県から業者に対し . . . 本文を読む