3月29日の琉球新報は、八重瀬町の鉱山でも自然公園法違反があり、沖縄県が厳重注意していたと報じた。さらに、農振法違反として八重瀬町が採掘中止と埋戻し復旧を指示していたという。
これは、3月25日の八重瀬町議会で、神谷信夫議員の一般質問に対する新垣安弘町長の答弁で明らかになったものだ。神谷信夫議員に関係資料を送ってもらったが、沖縄戦跡特別公園の普通地域の開発行為の届出がなかったので、2019年 . . . 本文を読む
今日(3月29日・月)は、午前8時半から連合沖縄の事務所で、昨日から来沖されている沖縄等米軍基地問題懇談会の国会議員さんらとの会議。今日の沖縄防衛局長との交渉に向けて打合せを行った。
その後、皆で嘉手納の沖縄防衛局へ。午前11時から交渉が始まった。防衛局からは、田中局長、西村次長、そして村井企画部長、丸山調達部長ら。議員懇からは8名の国会議員が出席した。
遺骨混りの南部地区からの土砂 . . . 本文を読む
今日(3月28日・日)は、早朝から具志堅隆松さんと一緒に平和祈念資料館へ。沖縄平和ネットワークの学習会で、「南部地区からの辺野古埋立土砂採取の問題点」と題して話をさせてもらった。
1時間ほどで学習会を終えた後、魂魄の塔横の熊野鉱山へ移動。現場で、具志堅隆松さんと、津多則光さん(沖縄戦研究者)の説明を聞く。
津多さんは、南部地域での戦争当時の状況を時間を追って説明された。そして、「この一帯 . . . 本文を読む
今日(3月26日・金)、具志堅隆松さんと島ぐるみ宗教者の会のメンバーらが、遺骨混りの南部地区の土砂を辺野古埋立に使わせないことを求めて、照屋副知事と面談した。
最初に3月1日からの県民広場でのハンストの期間や、その後に集まった賛同署名、合計32,800通を副知事に手交した。
副知事は、「短期間のうちにこれほど多数の署名が集まった意味を重く受けとめております。具志堅さんにおかれては、ハンス . . . 本文を読む
3月7日の朝日新聞が、辺野古の埋立工事が契約変更を繰り返し、工費が当初の259億円から416億円と1.6倍にも増えていることを1面トップで大きく報道した。本来なら、これほどの増額の場合は、改めて発注しなおすことが必要で、「公共工事に求められる競争性と透明性が欠落している」(元会計検査院局長・有川日大客員教授)と批判が高まっている。
この問題については、3月19日の野党国会議員らによつ沖縄等基 . . . 本文を読む
今日(3月23日・火)、沖縄県議会土木環境委員会で、南部地区からの遺骨混りの土砂を辺野古埋立に使わないことを求めた4件の陳情書の審査が行われた。午前中は委員会を傍聴したが、午後は所用のため、時々、インターネットで中継を見た。
陳情は、全会一致でないと採択されないということで、いずれも継続審議となったが、この問題をめぐって実に不可解な決定がされてしまった。
陳情を提出した具志堅さんを参考人 . . . 本文を読む
今日(3月20日・土)は、オール沖縄会議の南部の土砂問題に関する学習会が開かれた。コロナ対策で各団体からの参加者数を絞った集会だったが、昨日、熊野鉱山の開発届を県が受理したばかりなので皆の関心は高い。
私が「南部地区からの辺野古埋立土砂調達の問題点」、そして具志堅隆松さんが「遺骨収集の現場から」と題して講演した後も、活発な議論が続いた。うりずんの会からも、赤嶺政賢さん、伊波洋一さん、高良鉄美 . . . 本文を読む
今日(3月18日・木)の夕刻、沖縄県自然保護課がとうとう熊野鉱山の開発届を受理した。担当者の話では、「午後4時半、業者が補正の書類を持ってきたので、その後、受理をした」という。
受理そのものは、行政上、やむを得ないとしても、問題はこれから30日の間に知事が、自然公園法第33条2項に基づく事業中止命令が出すかどうかである。その期間が過ぎてしまえば、もう知事の権限は及ばない。この30日間が正念場 . . . 本文を読む
遺骨混りの南部地区の土砂を辺野古埋立に使うなという声が高まっています。コロナ禍のために延期されていたオール沖縄会議主催の学習会が、いよいよ3月20日に開催されます。会場の都合もあるようなので、参加ご希望の方は事務局までお問い合わせください(追記:18日現在、会場に余裕があるということで希望される方は参加可能とのことです)。
インターネット中継もありますので、全国、どこからでもご覧いただくこと . . . 本文を読む
この間、南部の土砂問題に追われていたが、今日(3月16日・火)は、久しぶりに朝から辺野古へ。
高速道路から見える名護の山々も、もうすっかり初夏の装いだ。輝くような新緑がまぶしい。所々、淡く霞むように見えているのはせんだんの花だろうか?
キャンプ・シュワブのゲート前は、30人ほどが抗議行動に参加していた。休憩中、メインゲート前テントでの集会で指名されたので、この間の南部の土砂問題や名護 . . . 本文を読む
戦没者の遺骨混りの土砂を辺野古埋立に使うことが問題となっている糸満市の熊野鉱山に隣接して「有川中将以下将兵自決の壕の碑」がある。碑の横に大きく開いた竪穴(ドリーネ。沖縄では「アブ」と言われる)では、1945年6月21日の未明、有川少将(死後、「中将」)、竹下高級副官らが、将兵らとともに自決した。牛島中将自決の前日である。
有川少将は、第62師団(石部隊)の歩兵第64旅団(石428 . . . 本文を読む
現在、開会中の沖縄県議会定例会には、「遺骨混りの南部地区の土砂を辺野古埋立に使うな」という陳情が、具志堅隆松さん、沖縄平和市民連絡会、そして南部の各島ぐるみ会議等から出されている。特に具志堅さんは委員会審議に参考人として出席したいと申し入れている。なんとか実現すればいいのだが。
なお、今回の県議会には他にも注目すべき陳情が提出されている。特に下記の、土砂運搬ダンプトラックについての2つの陳情 . . . 本文を読む
今日(3月9日・火)、魂魄の塔横の鉱山開発計画について、沖縄県環境部長らとの交渉を行った。県からは、松田環境部長の他、自然保護課長、保護援護課長、辺野古新基地建設問題対策課長、海岸防災課副参事等が出席。我々の側は、平和を求める沖縄宗教者の会のキリスト者・僧侶らの他、糸満、八重瀬、南風原、南城、豊見城の各島ぐるみ会議のメンバーら10名が参加した(具志堅さんは、知事との公式な面談を求めているので、今 . . . 本文を読む
3月6日(土)、今日は遺骨が混じった南部地区の土砂を辺野古埋立に使わせないことを求めた具志堅さんのハンストの最終日だ。
朝、県民広場の座込みテントに行くと、ちょうどデニー知事が来たところだった。今日は閉庁日、知事もジーパンにトレーナー姿だ。知事は具志堅さんの説明をうなづきながら熱心に聞いている。具志堅さんは、思いが一気に噴き出たように、ひたすら知事に語り続けた。
具志堅さんの説明が終った . . . 本文を読む
3月4日(木)、具志堅隆松さんのハンストは4日目に入った。具志堅さんは一見元気そうだが、もともと細い方が、さらに細くなってきたようで少し気になる。まわりの支援者たちも疲れの色が目立ってきた。具志堅さんは、毎日、医者の診断を受けてもらっているが、今後、気をつけていきたい。
日ごとに県庁前広場の座込みテントを訪れる人が増えてきている。具志堅さんの必死の訴えは、確実に沖縄の人々の熱い共感を呼んでい . . . 本文を読む