3月28日の夕刻、渡嘉敷島の阿波連から船をチャーターして座間味島へ渡る。
翌29日は旧暦の3月3日、この日はハマウリ(浜下り)といって、人々は先祖のお墓や海岸で重箱を広げ、海に向かって健康と地域の安全を祈願する。
座間味でも、港の横の大きな鯨の人形に、いっぱいの花が飾られ、午後には、大漁旗を立てた漁船などの海上パレード・ナガリブニ(「流れ舟」)が行なわれた。
今はのどかな座間味の島だが . . . 本文を読む
3月27日~29日、大江岩波沖縄戦裁判支援連絡会の、「強制集団死・慶良間列島検証の旅」に現地参加させていただいた。 当時、慶良間諸島の渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島には、海上特攻の秘密基地が築かれていた。1945年3月26日、27日に米軍が上陸。島の人々、約600名が「集団自決」に追い込まれた。また、日本軍による住民虐殺もおきた。 渡嘉敷では、集団自決の現場から奇跡的に助かった吉川嘉勝さん(現教育委 . . . 本文を読む
●●さんの結婚式が終り、夜の宴会まで少し時間があったので、読谷に最近建てられたという「恨の碑」を訪ねました。
瀬名波の住宅地の横の丘を少し登った墓地の一角、琉球石灰岩の壁面を利用した金城実さんのレリーフと、安里英子さんが書かれた碑文(日本語と韓国語)がありました。後ろ手に縛られ処刑のために連行される男性と足元にすがる母親らを描いたレリーフが、強烈な迫力で迫ってきます。
戦争当時、朝鮮 . . . 本文を読む