デニー知事は、12月20日の福岡高裁那覇支部の辺野古・代執行訴訟不当判決に屈せず、設計変更申請を承認せずに最高裁に上告した。国土交通大臣は、今日(27日)、辺野古設計変更申請を知事に代わって承認すると表明した。
高裁判決は付言で、「県民の心情に寄り添った政策の実現が求められている」とし、今後の埋立でさらに設計変更申請が必要になる可能性にも言及した。国が、地方自治体の事務を代執行するのは初めて . . . 本文を読む
辺野古・代執行訴訟不当判決に対する沖縄平和市民連絡会の連続行動 --- 12月24日(日) 徳田琉大教授らによる学習会、25日(月) デニー知事への申入れ /// 最高裁への上告と埋立承認の再撤回を!
福岡高裁那覇支部は12月20日、 辺野古新基地建設事業に係る代執行訴訟で、沖縄県知事に対して25日(月)までに設計変更申請を承認するようにとの不当判決を出した。
知事は20日から療養生活に入ったために直接の声は聞けなかったが、池田副知事は記者会見で「承認も選択肢としてないわけではない」等、あいまいな答弁を続けたため、県民の間には知事が敗訴を受け、設計変更申請を承認するのではないかという懸念の . . . 本文を読む
12月10日、那覇で開催した岡真理さんの講演会「パレスチナ・ガザはいま」の映像がユーチューブで公開されました。
現在のパレスチナ問題を考えるために、是非、岡真理さんの渾身の講演をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3XKVf4zgiPY
ユーチューブで、「岡真理 沖縄」で検索しても出てきます。
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12月24日(日)、沖縄平和市民連絡会は、徳田博人琉球大学教授をお迎えして、20日の辺野古・代執行訴訟高裁判決の内容と今後の取組について学習会を開催します。
このままでは、国土交通大臣が設計変更申請を知事に代わって承認し、1月初めから大浦湾での地盤改良工事が始まってしまいます。辺野古新基地建設反対運動もいよいよ重大な局面に入ってきました。
当面、私たちの知事への要請は次の2点です。
① . . . 本文を読む
今日(12月20日・水)、福岡高裁那覇支部で辺野古・代執行訴訟の判決が言い渡された。運よく抽選に当り、傍聴に入ることができた。傍聴席はほとんどがマスコミ関係者で、何故か、一般の県民は数人しかいない。
裁判長が読上げた判決主文は、「被告(知事)は、沖縄防衛局の設計変更申請を、判決の翌日から3日以内(土・日を除く)に承認せよ」というものだった。予想通りの判決だが、さすがに、怒りがこみ上げ、思わず . . . 本文を読む
この間、防衛局は辺野古側埋立が終了しているにもかかわらず、設計変更申請の内容を先取りした大浦湾埋立のための土砂仮置きのための土砂搬送を続けていることを説明してきた(10月18日、11月19日、11月22日、12月7日のブログ等)。未だ、設計変更申請が承認されていないのであるから、現在、連日のように続いている本部塩川港・安和桟橋からの土砂海上搬送は、公有水面埋立法に違反している。
辺野古側埋立 . . . 本文を読む
防衛局は、設計変更申請が承認されていないにもかかわらず、変更申請の内容を先取りした地盤改良工事や護岸工の工事契約を次々に契約している。12月20日の代執行訴訟で勝訴すれば、すぐに国土交通大臣が設計変更申請を知事に代わって承認し、大浦湾での工事に着手する準備を進めているのだ。
埋立区域では次のような工事が始まり(末尾の工程表参照)、大浦湾の環境は致命的に破壊されてしまう。知事は、できるだけ速や . . . 本文を読む
今日(12月14日・木)、沖縄県議会土木環境委員会で、沖縄平和市民連絡会が提出していた「辺野古・埋立承認の再撤回を検討するために、第3者委員会の設置を求める陳情」(全文は末尾に掲載)が審議された。
崎山嗣幸県議、比嘉みずき県議、玉城健一郎県議らの質問に対する県土木建築部長らの答弁はあきれるほどひどいものだった。
私たちが埋立承認再撤回の理由として最初にあげたのは、政府の地震調査委員会が、 . . . 本文を読む
12月9日(土)から10日(日)にかけて、岡真理さん(京都大学名誉教授。早稲田大学教授)が来沖された。
私がまだ京都にいた頃、岡真理さんのパレスチナ問題の講演会や「国境なき朗読者たち」の公演等に何度も通い続けた。それ以来、10年ぶりの再会になる。
9日(土)は、沖縄大学で「岡真理さんを囲んで--- パレスチナと沖縄を結んで」という少人数のセミナーに参加させてもらった。
10日(日)は . . . 本文を読む
この間、辺野古側の埋立が完了したにもかかわらず、防衛局は、本部塩川港・安和桟橋から埋立土砂の海上搬送を続けていることを指摘してきた(たとえば、11月22日のブログ参照)。現在、行われているのは、設計変更申請の内容である大浦湾の埋立土砂を辺野古側に仮置きするための土砂搬送である。設計変更申請が承認されていないにもかかわらず先取りして実施するのは、公有水面埋立法に違反する。
特に許されないのは、 . . . 本文を読む
昨日(12月4日・月)は、京都で辺野古の問題について講演。ZENKOの全国スピーキングツアーの一環だ。
12月20日に代執行訴訟の判決が出るので、その後の課題等を中心に説明した。
代執行訴訟の判決は「○日以内に設計変更申請を承認せよ」というようなものになると思われ、知事が許否すれば国が知事に代わって設計変更申請を承認するだろうと言われている。しかし私は、判決後の期限内に、知事 . . . 本文を読む
イスラエルがガザへの戦闘を再開した。戦闘再開後、わずか数時間でガザでは100人以上が犠牲になったという。
10月7日以降だけでも亡くなった人たちはすでに2万人に達しているのではないかという報道もある。瓦礫の下に埋もれたままの人たちもいるだろう。
連日、テレビやネットでガザの凄まじい惨状がそのまま流されている。何故、世界はこれほどのジェノサイドを目にしていながら、イスラエルの虐殺行為を止め . . . 本文を読む