辺野古新基地建設事業を進めるためには、大浦湾の埋立予定地に流れ込んでいる美謝川を切替える必要がある。すでに防衛局は本年6月、東亜建設工業㈱を中心とした共同企業体に16億7530万円で契約を締結した。まもなく工事が始まると思われる。
辺野古ダム周辺のキャンプ・シュワブ内の森林は森林法で地域森林計画に指定されている。そのため、開発にあたっては沖縄県林地開発実施要綱に基づき、県との協議が必要である . . . 本文を読む
今日(8月27日・金)、防衛局は大浦湾に捨石を投入し、N2護岸の工事に着手した。一昨日のブログにも書いたが、防衛局は、工事箇所は軟弱地盤ではなく、当初の埋立承認の箇所だから、設計変更申請とは関係なく工事ができるとしている。
しかし、当初は地質的に問題ないとされていた個所が、軟弱地盤のために地盤改良が必要となった。防衛局の杜撰な地質調査の実態が問題となっている。N2護岸の箇所も、本当に軟弱地盤 . . . 本文を読む
今日(8月25日・水)は、午前10時から名護市情報公開審査会で意見陳述、午後4時からは本部塩川港のベルトコンベア設置許可問題について北部土木事務所交渉を行った。
これらの詳細は後日、説明するが、午後、瀬嵩の丘から大浦湾の様子を確認したのでその報告をしておきたい。
防衛局は、I地区(830群体)のサンゴ移植が終ったということで、27日からN2護岸の工事に着手すると報道されている。このN2護 . . . 本文を読む
明日(8月25日・水)は、午前中、名護市渡具知市政が美謝川切替工事に関する公文書を不開示・不存在としたことに対する情報公開審査会での口頭陳述。
午後は本部町島ぐるみ会議が、沖縄県北部土木事務所と本部塩川港ベルトコンベア設置許可の撤回を求める交渉が予定されている。この交渉で所長が撤回の姿勢を見せない場合、27日(金)に沖縄県監査委員会に住民監査請求を行う。すでに400人を超える請求人の署名が集 . . . 本文を読む
今週は、25日(水)に、名護市情報公開審査会での口頭陳述、本部塩川港のベルトコンベア設置問題に対する北部土木事務所交渉が予定されている。そして、北部土木事務所長がベルトコンベア設置許可を撤回しない場合、週末には400人を超える県民が住民監査請求を行う。
今日は、名護市情報公開審査会での口頭陳述について説明しよう。
まもなく防衛局は、辺野古新基地建設事業を進めるために美謝川切替工事に着手す . . . 本文を読む
防衛局は、2018年、北部訓練場でヘリパッド工事を強行するために県内外から1000名もの機動隊を動員した。凄まじい暴力と弾圧のもと、ゲート前の座込みテントや車両が強制撤去され、多くのけが人も出た。
私たちはこの問題をとことん追求するため、県外の機動隊員の車両の燃料費を県が負担したことを問題として、住民監査請求から住民訴訟に取りくんできた。提訴から4年半、今日(8月20日・金)、那覇地裁で判決 . . . 本文を読む
本部塩川港では本年4月、辺野古埋立の土砂海上搬送を加速させるためにベルトコンベアが設置された。本部町島ぐるみ会議は、許可をした沖縄県北部土木事務所と毎月のように交渉を続けているが、さらに新たな問題が発生している。ベルトコンベアから凄まじい粉じんが舞い上がっているのだ(下の写真参照)。この問題については、8月1日のブログを見てほしい。
ベルトコンベアは大気汚染防止法で一般粉じん発生施設とされて . . . 本文を読む
2016年7月、北部訓練場の4ケ所のヘリパッド工事を強行するため、東京・千葉・神奈川・愛知・大阪・福岡から約500名の機動隊が沖縄に派遣されました。
そして7月22日、県内の機動隊を含め約1000名が高江に動員され、凄まじい暴力でゲート前の座込みテントや抗議車両を強制排除したのです。今も、県道70号線を埋め尽くしたあの圧倒的な機動隊の姿が瞼を離れません。その後も自衛隊まで動員して工事は強行さ . . . 本文を読む
沖縄ではコロナ感染者が1日に700名を超える日が続き、きわめて深刻な事態となっている。
そのような状況にもかかわらず、本部塩川港で辺野古への埋立土砂海上搬送を警備する警備員らの感染予防対策の不備が大きな問題になっている。警備に従事する大勢の警備員らが、マスクをつけておらず、感染予防には全く意味のないマウスシールドしかしていないのだ。
警備員らは時々、「車の前に立ち止まらないでください」と . . . 本文を読む
8月13日(金)は朝から本部町役場へ。途中のコンビニの駐車場で、来週金曜日(20日)にせまった高江・機動隊派遣違法公金支出住民訴訟の弁護団会議にズームで参加。コロナ禍のために多くの集会や会議がズームになってしまったが、以前には考えられなかったことが出来て便利な面もある。
役場で本部町港湾管理事務所から本部塩川港に関する公文書の開示を受けた。
今回、県が、従来は本部町が使用許可を出していた . . . 本文を読む
具志堅隆松さんが、戦没者の遺骨が混じる可能性がある沖縄島南部からの土砂採取計画の中止を求めて、全国戦没者追悼式のある日本武道館近くで明日(14日)から15日までハンストに入られます。
コロナ禍が深刻な状態になってきたため、いったん中止を決められたのですが、やはりやむにやまれぬ思いがあるということで決行を決められました。具志堅さん自身は2回のワクチン接種を終えておられ、さらに PCR検査も受け . . . 本文を読む
連休が明けて、防衛局が辺野古でのサンゴ移植作業のペースを上げている。今日(10日・火)、サンゴ移植作業に対して海上行動のメンバーらが船とカヌーを出し監視行動を行った。さらにシュノーケルでサンゴ移植作業の様子を確認したという。(以下は、Aさんから送られてきた写真)
送られてきた写真で、移植してきたサンゴを固定するために、「エスダイン・ジョイナーW 一般用(主剤)」という水中接着 . . . 本文を読む
サンゴ移植の特別採捕許可について、防衛局が「高水温期を避ける」等の許可条件に従わずに移植を強行したため、沖縄県は許可を取消した。ところが防衛局は、すぐに農水大臣に行政不服審査請求と執行停止を申し立てた。農水大臣はわずか3日で執行停止を認め、国はサンゴの移植を再開した。
特にI地区の移植対象のサンゴ類は 830群体で、防衛局の申請でもわずか7日の作業で終了する。JPK地区は 38,760群体だ . . . 本文を読む
大浦湾のサンゴ移植問題について、また、国がとんでもない違法行為を続けている。
最高裁で敗訴したこともあって、7月28日、沖縄県はサンゴ移植の特別採捕許可を出した。しかし、翌29日、防衛局は県が付した高温期の移植は避けるという条件を無視して移植を強行したため、30日に県は許可を取消した。
ところが8月2日、防衛局は農水大臣に県の許可取り消しを不服として行政不服審査請求を行い、同時に執行停止 . . . 本文を読む
沖縄県が本部塩川港のベルトコンベア設置を許可したことにより、辺野古への土砂海上搬送が加速する。
しかも、この許可は港湾法・港湾管理条例にも反したものであり、さらに、従来の荷捌地使用許可を港湾施設用地使用許可に変えたことにより、使用料が年額で840万円も安くなった。それは業者への便宜供与であり、沖縄県の被った損害である。
4月以降、本部町島ぐるみ会議は何回も県と交渉してきたが、県は多くの問 . . . 本文を読む