3月30日(水)は早朝から辺野古へ。汀間漁港で少し待っていると、名古屋大学大学院に留学しているアフガニスタン人と教員らの一行20名がやってきた。すぐにグラスボート「ゆがふ世(ゆ)」に乗ってもらい大浦湾に出る。今日は新基地建設の現場ではなく、大浦湾のサンゴ礁を見てもらう予定だ。
10分も走ると皆の歓声が湧き上がった。アオサンゴやハマサンゴ、そしてテーブルサンゴの見事な群落が広がる。 . . . 本文を読む
本年3月4日、辺野古新基地建設事業に関して、国と県との間で争われていた代執行訴訟について「和解」が成立した。この「和解」条項には、「防衛局は埋立工事を直ちに中止する。」と明記されているが、そもそも、「和解」により国の執行停止申立が取り下げられたため、現在は昨年10月13日の翁長知事の埋立承認取消の効力が復活した状態にあり、防衛局は新基地建設事業に係わる一切の作業・工事を行うことはできない。
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3月28日(月)午後、赤嶺政賢衆議院議員が今回の「和解」をめぐる「工事中止」の問題等について沖縄防衛局の担当者を呼び、質問をするというので同席させていただいた。
防衛局からは福島調達部次長ら2名。陸上警備業務、海上警備業務等の質疑の後、シュワブ内で建設が予定されている生コンプラントについての質疑に入った(生コンプラントについての詳細は本ブログ2月14日号を参照されたい。)。
(キ . . . 本文を読む
3月26日(土)午後、きむきがんさんの一人芝居「在日バイタルチェック」を見るために沖縄大学へ。関西から辺野古に通い続けるきむきがんさんと親しくなったゲート前の仲間たちが協力して彼女の沖縄公演が実現した。昨日は、うるま市民芸術劇場、そして明日も名護の愛楽園で公演が予定されている。
きがんさんの一人芝居を見るのは初めてだったが、実に感動した。在日コリアン一世が通うデイサービスセンターでのハル . . . 本文を読む
3月24日(木)夜は、沖縄平和ネットワークの学習会で、今回の国と県との「和解」と今後の課題について説明した。3月4日の「和解」後、もう6回目の講演となる。今日は、参加者は40人ほどと少なかったが、質疑応答を含めて2時間近く、たっぷりと話をさせてもらった。
今回の「和解」については、特に和解条項の第9項「その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する。」をめぐって議 . . . 本文を読む
3月24日(木)、今日も荒天のため海上行動は中止となったが、北海道から来られた人たちがどうしても海に出たいということで、「美ら海」と「平和丸1号」で海案内することとなった。私は、Sさん、Kさんらと「美ら海」に乗船した。
汀間漁港を出てすぐにフロートを超える。「和解」以降、フロートを超えても海保は出て来ない。ただ、海上警備のマリンセキュリティが何隻もやってきて騒々しい。
(大浦湾を進む「 . . . 本文を読む
明日(24日・木)は、沖縄平和ネットワークの学習会で報告させていただきます。
今回の和解の意味と、今後の埋立阻止に向けた知事権限について話をする予定です。よろしければ、おいでください。
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3月19日(土)~21日(日)、東京から信州・上田をまわって先ほど沖縄に戻ってきた。
19日(土)は、午後、日比谷野外音楽堂で、安保関連法の廃止を訴える「戦争法廃止! 安倍政権の暴走許さない3.19総がかり日比谷大集会」が開かれた。羽田空港から直行してなんとか楽屋での事前打ち合せに間に合った。参議院選挙の野党共闘の動きを受け、枝野民主党幹事長、小池共産党副委員長らも参加されている。ステージに . . . 本文を読む
3月17日(木)夜、「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」の共同代表・阿部悦子さんの学習会・「それぞれの故郷を守ろう! 辺野古への土砂搬出に反対する全国の闘い」が名護で開催された。辺野古、大浦湾の埋立に必要な土砂2100万㎥のうち、1700万㎥は瀬戸内海、九州、奄美大島等の県外から持ち込まれる。これらの各地域で、「故郷の土を戦争に使わせない!」として辺野古へ . . . 本文を読む
3月17日(木)、嘉手納の沖縄防衛局で辺野古新基地建設事業に関する文書の開示を受けた後、辺野古を経由して高江へ向かった。辺野古では今日も、米兵による女性暴行事件への抗議をしていた県民が逮捕されたという。
高江では、今年も3月に入り、ヘリパッド工事が出来なくなったことから、N1ゲート前で、住民の会、現地行動連絡会、統一連の共催で「勝利集会」が開催された。生憎の雨だったが、約390名 . . . 本文を読む
3月13日未明、また、米兵による卑劣な女性暴行事件が発生した。犯人は、シュワブ基地所属の海軍兵だという。事件のたびに、「綱紀粛正」「再発防止」といった虚しい言葉が何度、繰り返されてきたことか。もう米軍基地撤去以外にこうした犯罪を防ぐ道はない。
ところが、15日、シュワブ基地ゲート前で米兵の女性暴行事件に抗議していたYさんが逮捕されてしまった。基地から外に出ようとした軍用車両の中から米兵が中指 . . . 本文を読む
今週末も辺野古の報告会で本土に行きます。19日(土)は東京、そして20日(日)は長野県上田市の信州沖縄塾でお話をさせていただきます。
19日は、夜の報告会の前に、午後、下記の日比谷野外音楽堂の集会で沖縄からの訴えをします。
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辺野古が「和解」し、工事中止となった一方、高江が緊迫した状況となっている。3月14日、久しぶりに防衛局職員らが現れ、N1ゲート、N-4ゲート前に止めている車両に撤去を求める警告文を貼り付けたという。
この警告は、「沖縄防衛局」「外務省沖縄事務所」「海兵隊太平洋基地」の3者連名で出されている。このような3者連名の警告は今までになかったことだ。現在、ノグチゲラ等の繁殖期に入り、重機を . . . 本文を読む
辺野古新基地建設事業の代執行訴訟で「和解」が成立したことに伴い、工事が約1年ほど中止されることとなった。防衛局はただちに大浦湾に張り巡らされているフロートやコンクリートブロックを撤去しなければならないことは当然だが、その前に、まず、辺野古沖・大浦湾一帯の「臨時制限区域」の指定を解除しなければならない。
日米両政府は、今回の辺野古新基地建設事業にあたり、2014年6月20日、日米合同委員会を開 . . . 本文を読む
3月13日(日)、今日は午後、宇治市で「戦争法廃止、自衛隊海外派兵反対 3.19ヒューマンチェーン・大久保」の事前学習会(主催:宇治地区労、沖縄平和ネットワーク関西の会)。「辺野古現地からの報告」ということで、今回の「和解」の内容と今後の課題について1時間半ほどたっぷりと話をさせていただいた。
宇治の地区労等の呼びかけで、3月19日に宇治・大久保自衛隊を人間の鎖で取り囲み、「戦争法廃止、自衛 . . . 本文を読む