(一部、数字を訂正しました。)
昨日(28日)発表された沖縄防衛局のホームページには、辺野古新基地建設事業で辺野古側の埋立工事2件の入札公告がされている。
防衛局は、設計変更申請が承認されないために大浦湾側の工事をすることができず、辺野古側の埋立工事だけを続けてきた。2018年3月以来、「シュワブ(H29)埋立工事」、「シュワブ(R元)埋立追加工事」、「シュワブ(R3)埋立追加工事」、「シ . . . 本文を読む
25日(火)は、辺野古の海上大行動で久しぶりに船に乗る予定だったが、体調が悪く、申し訳ないがキャンセルさせてもらった。残念だ。24日(月)に両副知事らとの面談で、本部塩川港に県が出した警告看板の撤去が決まったが、さすがに、この間の疲れがどっと出たようだ。
それでも25日からの3日間は、毎日、午後、裁判所に行った。
25日(火)は、名護市消防署跡地違法売却事件の住民訴訟(裁判の内容について . . . 本文を読む
沖縄県が、辺野古への土砂海上搬送が続いている本部塩川港で、県民が懸命の思いで続けているダンプトラック前での牛歩行動を県条例違反の禁止行為と決めつけて中止を求める警告看板を出したことは、4月4日のブログで詳しく説明した。
私たちは、この問題がデニー県政の基本にかかわるきわめて重要な問題であるため、その後はブログにも書かずに慎重な対応を続けてきた。その結果、今日、照屋・池田両副知事が看板の撤去を . . . 本文を読む
昨日、今日は、県の設計変更申請不承認をめぐる先日の高裁判決を検討するシンポジウム等が続いた。
昨日(21日)は、日本科学者会議沖縄支部の学習会。そして今日(22日)は、辺野古訴訟支援研究会の「辺野古裁判と誇りある沖縄の自治 --- 裁判の今とこれから」のシンポジウムに参加した。
このシンポジウムでは県の訴訟を担当する加藤弁護士、多くの行政法学者、そして地質学の立石新潟大学名誉教授らが、3 . . . 本文を読む
名護市から本部町にかけての国道449号線北側には多くの鉱山(石灰岩の採石場)が続き、安和桟橋や本部塩川港には辺野古埋立土砂を搬送するダンプトラックも集中している。
そのため、一帯には粉じんが立ち込め、周辺の住宅や国道の街路樹も真っ白になるなど、住民生活に大きな影響を与えている。また、この道路は美ら海水族館に向かう県内でも有数の観光道路だが、あまりの惨状に顔をしかめる観光客も多い(たとえば末尾 . . . 本文を読む
今年度、地対艦ミサイル配備が予定されているうるま市の陸上自衛隊勝連分屯地で、保安林地区が違法に開発・形質変更されていることを指摘してきた。
防衛省は、伊波洋一議員の質問に対して、「現在、勝連分屯地内で施工中の工事エリア内に沖縄県が指定した保安林は存在しない」が、これまで行った工事では、「勝連(23)訓練場新設等土木その他工事」等、4件の工事が「施工範囲が保安林にかかっていることを確認した」と . . . 本文を読む
今日(4月13日・木)は朝から辺野古へ。すぐに、第4ゲート内側や美謝川切替工事現場に行き、状況を確認する。
第4ゲート内部では、今も地盤改良工事が続いている。もう何か月になるだろうか、軟弱地盤の実態は極めて深刻なのだ。
また、第2ゲート向かいの美謝川切替工事現場でも、ボーリング調査が行われている。防衛局への公文書公開請求をしたところ、変更契約にかかる設計図書の一部が開示されたが、昨年12 . . . 本文を読む
政府は「台湾有事」を煽り立て、南西諸島各地に地対艦ミサイル部隊の配備を行っているが、沖縄島では初めての地対艦ミサイルがうるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に今年度、配備される。しかも勝連分屯地は、南西諸島各地の地対艦ミサイル部隊を統括する連隊本部となる。
この問題について、高良鉄美参議院議員が質問主意書を提出した。政府は4月7日、「陸上自衛隊勝連分屯地に2023年度中に第7地対艦ミサイル連隊本部及 . . . 本文を読む
重苦しい話が続く毎日だったが、4月6日(木)の新聞には、久しぶりの嬉しいニュースが載った。
辺野古新基地建設事業が強行されているすぐ南側、名護市久志の沿岸で、ジュゴンの糞が発見されたというのだ。マリンレジャー中の市民が発見し、沖縄県がDNA鑑定したところ、ジュゴンと確認されたという(沖縄県の2022年度の「ジュゴン保護対策事業」)。そして、伊良部島でも糞が見つかり、古宇利島や屋我地島、伊是名 . . . 本文を読む
沖縄県は、本年2月、本部塩川港で県民が辺野古への土砂搬送に抗議して長く続けている「牛歩行動」に対して、「港湾機能を阻害する行為で県条例違反。過料を課すことがある」という警告看板を出しました。さらに、代表の自宅にまで直接、警告書を届けに来たり、県民の「牛歩行動」の映像撮影をしました。
私たちは3月3日、知事宛に警告看板の撤去等を求める要請書を提出し、土建部長、港湾課長らとの話し合いを求めていま . . . 本文を読む
防衛局の辺野古設計変更申請、魂魄の塔横の熊野鉱山の掘採計画をきっかけに、「遺骨混りの沖縄南部地区の土砂を辺野古埋立に使うな」という声が大きく沸き上がった。この2年半ほど様々な経過をたどってきたが、いよいよ熊野鉱山の開発が始まろうとしている。
私たちは、鉱山開発により、鉱山に隣接している貴重な戦争遺跡・シーガーアブが崩落するおそれがあるため、3月28日に県の自然保護援護課、保護援護 . . . 本文を読む