辺野古設計変更申請に対して沖縄県に提出された意見書の最終集計が、11月27日にやっと発表された。
意見書件数は17,857件と発表されているが、告示期間の開始前・終了後に提出された意見書(928件)や、同一利害関係者の複数回提出、外国語表記等の分を含めると、受付総数は19,970件にもなっている。
末尾に、2013年の埋立承認申請の際の意見書の集計表を掲載するが、今回は実にその6倍近い意 . . . 本文を読む
今日(11月28日・土)は、夕刻から八重瀬へ。島ぐるみ八重瀬の会主催の、ガマフヤーの具志堅隆松さんの学習会に参加した。
糸満・八重瀬からは、辺野古埋立のために大量の土砂が採取される。戦争当時、多くの方が亡くなった南部地区の土砂を使って、戦争のための軍事基地を造ることは許せないという運動が高まっている。今日も、八重瀬だけではなく、糸満、南風原、南城市からの取組の報告もあった。
最初に、沖縄 . . . 本文を読む
12月2日に衆議院議員会館で予定していた辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の防衛省交渉が、コロナ禍ために、急遽、中止せざるを得なくなってしまった。埋立土砂の調達問題を中心に、設計変更申請の問題点を追及するつもりだったが残念だ。この間、質問事項の作成や、当日の交渉や報告集会で使用するパワーポイントの作成等に追われていたが、それらはまた、どこかで使えるだろう。
(追記) 当面、12月12 . . . 本文を読む
防衛局は、現在、辺野古側での埋立工事を続けているが、土砂の陸揚箇所がK9護岸、K8護岸しかないため、作業は大幅に遅れている。そのため防衛局は、本年11月17日の環境監視等委員会に土砂陸揚方法を効率化する方法を採用するという方針を示した。
まず、K8護岸・K9護岸先端にスパッド台船を設置し、土砂を載せたランウウェイ台船をそのスパッド台船に係留して土砂を陸揚げする。さらに、大浦湾内に大型のデッキ . . . 本文を読む
11月19日(水)は、辺野古周辺住民が提訴した抗告訴訟の口頭弁論を傍聴。20日(木)は、沖縄県のサンゴ採捕問題の関与取消訴訟の事前集会に参加した後、名護市へ。名護市役所で文書の開示を受ける。夕刻からは、「いーなぐ会」(名護市政を考える女性の会)の緊急学習会。「いよいよ問われる名護市長の対応」と題して、美謝川切替と設計概要変更申請への名護市長意見書の問題について話をした。
「いーなぐの会」は . . . 本文を読む
今日(11月18日・水)は、名護市議会野党議員団の辺野古問題学習会に呼んでいただいた。
最初に桜井国俊沖縄大学名誉教授が「辺野古・大浦湾は名護の宝」と題して講演。私は、辺野古の変更申請に対する名護市長の意見書への取組、そして美謝川の切替問題等について説明した。
まもなく沖縄県は公有水面埋立法に基づき、名護市長に辺野古・変更申請についての意見書の提出を求める。
前回の辺野古埋立承認 . . . 本文を読む
12月2日に、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会として、防衛省交渉を行います。防衛局が提出した辺野古・設計概要変更申請書について、8月、9月の日本自然保護協会の防衛省交渉、そして何回かの沖縄等米軍基地問題議員懇談会の防衛省ヒヤリングで明らかになった問題点をさらに追及するつもりです。
コロナ対策のために定員に制限があります。参加ご希望の方はできるだけ早く、ご連絡ください。
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今日(11月14日・土)の沖縄タイムスは、沖縄県が、識名トンネル違法公金支出で7178万円の損害賠償が確定した当時の県幹部2名に対して、それぞれ1000万円で和解する案を議会に提出すると報じた。
この識名トンネル事件では、受注した大成建設のごり押しに屈した県幹部らが工期を偽った契約書を作成したことが発覚。5億8千万円もの国庫補助金の返還が命じられた。県議会に百条委員会が設置され、沖縄県警が県 . . . 本文を読む
11月11日(水)は、朝から辺野古に行き、午後、本部塩川港に向かった。辺野古のゲート前の集会でマイクをまわされたので、最近の辺野古をめぐる状況について説明した。
特に現在、大きな焦点となっている美謝川の切替問題について詳しく説明した。このブログでも何回か説明したが(9月2日、10月25日、11月3日)、まもなく防衛局と名護市との法定外公共物管理条例に基づく協議が始まる。設計概要変更申請に対す . . . 本文を読む
今回の辺野古・設計変更申請では、埋立土砂が沖縄県内全域から搬送される。中部地区では、うるま市の宮城島からの土砂採取が行われる。
防衛局は、宮城島からは 30万㎥の土砂調達可能だとしている。宮城島からはダンプトラックで中城湾港まで土砂を陸上搬送し、大浦湾まで海上搬送される。海中道路を合計6万台ものダンプが走ることとなるのだ。
今日(11月9日)、うるま市役所で公文書の開示を受けた後、海中道 . . . 本文を読む
今日(11月6日・金)は、午後、うるま市で崎原盛秀さんの告別式に参加した。
崎原盛秀さんは、金武湾を守る会の反CTS闘争、一坪反戦地主会、沖縄平和市民連絡会、そして反靖国の闘い等、戦後、沖縄の平和運動を領導されてきた。享年86歳。私が沖縄に移住したのは12年前なので、それほどのお付き合いはできなかったが、いろんな運動の場で鋭い眼光の盛秀さんの姿を見るだけで思わず緊張したものだ。畑に . . . 本文を読む
今日(11月3日・休)の沖縄タイムスは、1面トップで「辺野古ダム周辺掘削着手」と大きく報じた。美謝川水路変更に向けたボーリング調査が始まったという。この問題について説明したい。
美謝川の切替については10月25日のブログでも詳しく説明したが、実に多くの問題がある。
美謝川の切替のためには、名護市法定外公共物管理条例に基づき、名護市長との「協議」が必要である。今日の沖縄タイムス . . . 本文を読む