ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・古内一絵 「痛みの道標」

2018-03-21 07:34:07 | 図書館本 読書備忘録 
痛みの道標

 内容紹介
戦後70年、命の重さを問う渾身の人間賛歌
ブラック企業に追い詰められ多額の借金を背負った達希(27歳)は発作的に飛び降り自殺を図り、15年前に死んだ祖父の霊に助けられる。祖父は生前心残りの「人探し」を一緒にすることを条件に隠し財産で借金の肩代わりを提案。そこから祖父の霊とのボルネオへの旅が始まる。
そこで出会ったのは、個性豊かな人々と悲惨な戦争の記憶。将校でも戦闘機乗りでもない大多数を占めた一般兵士の彼らの戦死とは、飢えや伝染病で命を落とす悲惨なものだった。
やがて一行は赤道の街に到着。そこには、この旅に祖父が託した本当の目的が隠されていた。今まで決して口にすることのなかった、「知られざる謀略事件」とは・・・・。そして、そこに隠された,祖父の過去にまつわる真実とは・・・・・。


               

 読書備忘録 

戦争の記憶のシーンは壮絶・・・だから、絶対に戦争をしていけない。
ただし、守らなければいけない。難しいところです。知恵を出して・・・

祖父、勉を救った「ジス イズ ノット バッド」と証言をしたアブドゥに会えましたね。

「知られざる謀略事件」に驚愕!!!

ポンティアナック事件 慰霊碑は検索すれば出てきます。

ふらふらしているような真一郎の紹介した弁護士は必要ないな、と考えていたけれど帰国して会ったその弁護士と戦うことにしたのね。
相手は大企業、ブラックでも大企業・・・ガンバレ!

読みながらずっと思っていたのは、いま国会で議論されていること・・・
精神的に追い詰められての行動だったのだろうけれど、そうなるまで相当つらかったわけでしょうから、逃げちゃえばよかったのに!とは簡単に言えない。
どんな事情があっても、もうこれ以上犠牲者を出しちゃいけない。って事!

この作品を読んだ後だから余計に思う・・・悲しすぎる。

赤道に達希の卵は立ちました。


★★★★★


松浦軒本店のカステーラ 🎶

2018-03-21 07:22:05 | パン・お菓子・お食事 ♪







子どもたちが小さかったころ、お母さん仲間で  お取り寄せ  をしていた商品

食に関することに詳しい方がいて、いろいろとお勉強していた時期

デパ地下で買い物していてみぃつけた。

わーなつかし~~~と連れてきた。 

 

はらはらドキドキの子育てだった。
ときどき思い出しては、もしもあの時・・・と、ゾッとすることが多々あり、あーた何回死にかけた!よくも無事に大きくなったもんだ!と本人とっつかまえて言っている。
いちばん新しいのは、高校時代・・・
夜道、自転車通学での部活帰り、タクシーと正面衝突し、運よくお水たっぷりの田んぼに何回転かして落っこちた。
一時停止を怠り側道に入ってきたタクシーが完全に悪いのだけれど、見事な着地!無傷!さすが運動神経がいい俺!とぬかした。
グンニャリした自転車をみて、バカかお前はっ!
さすがにそれ以降注意をしているのか大人になったのか、はらはらドキドキはなくなったけれど、私は私が死ぬまで心配は尽きない思っております。

その時の場所が市境で、ぶつかったのが〇市、落ちた田んぼが〇市
タクシーの運転手さんが田んぼの市に電話してお巡りさんが来たのだけれど、どうやらぶつかったのは数十センチ違うからと、ぶつかった方に連絡してくれて・・・
ケガしてないからよかったものの、その後またしばらく待って・・・なんてことがあったのを思い出した。

それにしてもあの時期なんで田んぼにお水が入っていたのか・・・?

帰ってきた父親にこっぴどく叱られ、すぐに救急病院にしおしおと連れていかれた。
検査の結果は異常なし!

いろいろありすぎました。