作品紹介・あらすじ
世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の最新短篇&エッセイ
「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」
好きな言葉は「原価いくら?」で、
現実こそが正しいのだと、強く信じている永岡。
同級生から、カルト商法を始めようと誘われた彼女は――。
信じることの危うさと切実さに痺れる8篇
読書備忘録
信仰・・・「なあ、永岡、俺と、新しくカルト始めない?」何を言っているんだ!とのっけから!でもこれは村田沙耶香さんの作品だからね、どんなお話なのかと楽しみに読んだ。
「鼻の穴のホワイトニングなんてあるんですね。知らなかった」私も知らなかった。
なりきり斉川さんに、わー覗いたなぁの石毛!あっさり洗脳されちゃった人がいてびっくり!なんだかなぁ―なお話。
因みに、転勤して誰も知らない街に行った時には、〇起き会?だったかな?妙に親切にしてくれて、一緒に行きませんか?勉強になりますよ。・・・これはね勉強になりますよ!で怪しいから断った。
同じところでピンポンと尋ねてくる人もいないのにおばさんが何人かで玄関開けたら立っていて、何か困ったことありますか?友達はできましたか?とずかずか入って来た。なんだこりゃ?と思っていたら、お隣のおばちゃんが、どしたぁー?と来てくれたらそそくさと帰って行ったっけ・・・おばちゃん曰く、まだ選挙ないよね?
ここに越してきて2回ほど、路上ですれ違いざまに、お祈りしてもいいですか?と声をかけられたことがあって、丁寧にお断りしたことがあったっけ・・・
生存・・・ヒトが野人かしてしまうわけね。
クローンのお話はとても面白かった。
村田作品 なんか好きっ!
★★★★☆