作品紹介・あらすじ
「おばさん」から「おばあさん」へ――。穏やかなひとり暮らしを送る群ようこ氏も、本格的な高齢期である古稀が目前となった。
住空間をこれまでの2/3に減らした27年ぶりの引っ越しにともなう断捨離は、今後の生き方をあらためて考える機会に。
迫りくる〈おばあさん問題〉は気になりつつも、今日も一日が無事に過ぎていく……ささやかだけれど豊かな日常を綴るエッセイ集。
以下、内容一部。
・愛猫を見送って以来、猫に接する機会のない中、外ネコの訪問に大興奮 (「外ネコ探しとテラスの足跡」)
・納得できる美容院にたどり着くまでのトライ&エラー (「美容院探しとヘアスタイル」)
・際限なく流されるスマホ記事に覚える怒り (「スマホ記事とおばちゃんレッテル」)
・鏡に映るわが身を見て「見事におばあさんじゃないか」と、目の当たりにする自身の〈おばあさん問題〉 (「鏡の中の老女とおばあさん問題」)
・いつまでも慣れないセルフレジの列にどきどきしながら並ぶ思い (「着物の手入れとセルフレジへの当惑」)
他、全20章。
読書備忘録
そうそうが・・・
美容院探しとヘアスタイル・・・なんかわかるわぁー!私も美容院と病院はきれいにしてないといやだわ。コロナ以降テレビによく出ている医者の、診察以外の場所が映されたテレビを見て、わっ汚い!初めてテレビで見た時に比べ、テレビに出るようになってずい分あか抜けたわね。と思っていたけれど、普段見えないところはね。それはいいとして、群さんも美容院が汚いのはいやなのですよね。
暴風雨とねずみ男・・・お仕事していたらね。どんな天気でも行かなきゃならないけれど、私、今はもうお天気優先。旅行のように予約してなんてところは、そんなこと言っていられないけれど、ちょっとランチとか、ちょっとお茶とか、今はそんな予定もあまりなくなったけれど、雨か!と思っていると、電話が鳴って天気悪いまた改めない?ってこと普通です。
着物の手入れとセルフレジへの当惑・・・そことあそことあの店はセルレジ慣れていますけれど、他のお店でセルフに行くと、へ?これはこれは初めましての機械でおたおたする。空いていれば店員さんに聞くけれど、ずら~っとならんでいて店員さんが一人であちこちやっていると、えっとーっと!なんのためにセルフに行ったんだかね?ってことになります。人間のレジもあるわけですからね。
30代になったことろおばさん扱いされ、キッ!となったいたのが懐かしいです。
70になった今はおばあさんですから・・・たまに親切にしていただくととても嬉しいです。
群さんも林さんもユーミンも一緒!だからへぃっちゃら~!