作品紹介・あらすじ
不倫に悩む親友にわたしがしたこと(温室の友情)、同じマンションに住む女に惹きつけられる男(偽物のセックス)、残り少ない日を過ごす夫婦の姿(幸福な離婚)ーー。偏見や差別、セックス、結婚、プライド、老いなど、口にせずとも誰もが気になる最大の関心ごとを正しさをモチーフに鮮やかに描く短編集。
読書備忘録
最初、わたしたちは四人だった。で始まる作品・・・ん?これは?仲良し四人だったのが大人になって、それぞれ当たり前に散らばる。もう学生時代みたいに一緒じゃないの。
偽物のセックス・・・えーーーっ!なんだそりゃ!
幸福な離婚・・・え?なんで離婚しなくちゃならないの?遠距離結婚だっていのに!とはどろっどろを経験しているから思ったこと。
海辺の先生がよかった。
描かれた若さは笑えた。
桐野夏生さんの解説がとても濃かった。