作品紹介
市役所に開設された「2020こころの相談室」に持ち込まれるのは、切実な悩みと気づいてもらいたい想い、そして、知られたくない秘密で…。ストレスフルな現代に贈る、あたたかなミステリー。『ジャーロ』掲載を単行本化。
読書備忘録
コロナウィルスには多かれ少なかれほとんどの人間が被害者になった。にっくき〇〇!
大切な物を失った人はたくさんいたでしょ?
こころの相談室には、臨床心理士の若い女性、晴川と、年配の男性、正木は見習いで、勉強しながら相談にのっています。
なかなかすべて打ち明けるのってなかなかできない。でも寄り添ってしっかり聞いてくれる人がいたらどうだろう。
きちんと話を聞いてくれる人がいるのってとても安心できる。
病院ではなく市役所3階と言うこともあり気軽に行ってちょっと話を聞いてもらう。
レモン色の巾着型フェルトのお守り・・・役に立ちましたね。
だいたい解決すると、まるで探偵のような話が始まり面白い。
ミステリー作家さんなんですね。
★★★★☆