本・中島たい子 「ハッピー・チョイス」

2015-04-15 21:18:55 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

ハッピー・チョイス (集英社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
貴世は39歳、独身、小説家。体験のない「殺人」は書けても、体験のない「結婚」が書けずに悩んでいる。そんな貴世が、結婚小説のリサーチのため蕎麦打ち合コンに潜入。なんと急性蕎麦アレルギーを発症するものの、朦朧とする意識の中で、ある男性と出会い…。出会いをよせつけない磁場を抜け出して、遠かった「結婚」がついに現実に!?幸せを求めて、貴世が選んだ「私らしい結婚」の答えとは。


               

蕎麦アレルギーがご縁で・・・結婚するかと思ったのに・・・ふ~ん、そういう選択肢あるんだわね。

好きだけじゃ結婚できないって言ったオトコもかつていたから・・・わかるような気がしないでもない。

解説が面白かった。
経済学者は選択肢があることは、ないよりも幸福に違いない。と断言するだろう。社会学者である解説者は社会学では選択肢が多いことが、必ずしもよい結果をうむとは限らないという例がたくさんでてくる。って・・・
結婚に例えて昔は見合いは相手を選ぶ選択肢は少なかったけれど、結婚したい人は結婚できた。紅茶のお話に始まって・・・

そういえば、学生時代仲良くしていただいた先生は週に1度しか来ない社会学の先生だった。
帰り道、バスで一緒になるとちょこちょこお茶に誘っていただいていた。
そんなこと知らなかった友人達も一緒にお茶したときに、いっつもお茶しているのか?と驚いていたっけ・・・
で、先生のお話は面白かった。
授業ではゲゼルシャフトとゲマインシャフトしか覚えていないけれど・・・。

解説に食いついてしまったご本でありました。


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