内容(「BOOK」データベースより)
父が急死した夏、母は幼い私を連れて知らない町をあてもなく歩いた。やがて大きなポプラの木のあるアパートを見つけ、引っ越すことにした。こわそうな大家のおばあさんと少しずつ親しくなると、おばあさんは私に不思議な秘密を話してくれた―。大人になった私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに蘇る。『夏の庭』の著者による、あたたかな再生の物語。
読書備忘録
大家のおばあさんが亡くなったところからお話は始まります。
九十八歳のお葬式はとてもにぎやかでした。
そ、みんなおばあさんから天国に手紙を持って行ってくれると言われ、書いた人たち。
千秋もたくさん手紙を書いたから・・・
ポプラ荘の佐々木さんも西岡さんも、え?って人だったのに、わかってくるととてもいい人だったのだ。
西岡さんの別れた息子がいいんだこれが・・・救われたね。
葬儀屋の山根さんもいいお話を聞かせてくれました。まさか葬儀代を値切るとは・・・手紙のはじまり。
そしてお母さんの書いた手紙が渡され・・・映画だったらクライマックスだわ。
と、思っていたら映画になっていたのですね・・・
おばあさんは樹木希林?・・・違いました。