本・三浦しをん 「愛なき世界」

2019-05-25 07:29:56 | 図書館本 読書備忘録 
愛なき世界 (単行本)

 内容紹介
恋のライバルが人間だとは限らない!
洋食屋の青年・藤丸が慕うのは〝植物〟の研究に一途な大学院生・本村さん。殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――
本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。

               

 読書備忘録 f

読みながら思っていたのは・・・「舟を編む」

店主の事情でひょんなことから洋食屋で働けるようになった藤丸
春が来るといいわね・・・無理かっ!

いつも黒いスーツを着ていた松田教授の話は切ない・・・

専門的なことに、はぁ、そうなんだ。
緑の手に、あら、うらやましい。
ラッパのように丸まっているイチョウの葉に、そういうのがあるのね・・・ジーっとみている研修者

研究者はライバルでもあるけれど、植物の不思議を解明するには時には助け合う。ライバルでありながら誰よりも親しい友人となる。
あふれ出ているわ。 

そういえば植物に脳はないのよね・・・

★★★★☆


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